7/8日 全日本実業団試合観戦@東京体育館 男子のNTT東日本、NTT北海道が4強入りしていたので観戦に行った。 先日NTT通研チームも神奈川予選に出て、惜敗したあれの頂点の試合です。 受付にNTT窓口があって、応援グッズを渡された。 こういうのは都市対抗野球以来である。 外はかなり暑かったのだが、体育館は空調がきいていたのか快適だった。 コートは8面あって、男子と女子の準決勝が並行でやられていた。 2複3単の3つ先取で試合打ち切りなのだが、遅れて行ったので 既にシングルスが始まっていた。 NTT東日本は準決勝トナミ運輸とで、ダブルス結果は1:1だったようだ。 第1シングルスが町田で、第2が松本(新人らしい)であった。 トナミの方はちょっと名前がわかりません。 町田選手のプレーをみるのは初めてだったのだが、 あれだけ美しい動きで、きっちり攻撃するプレイヤーは 日本人ではなかなかいないだろう。彼はサムライである。美学がある。 なぜ彼が人気なのか納得してしまいました。 基礎打ちやってるみたいにシャトルが落ちない試合で、30回くらいラリーが 続くこともしばしばであった。非常に見応えがあり、観客からも 歓声、ため息、どよめきの連続で、臨場感を満喫できた。 しかし、試合の方はネット戦を制することができず、0−2で完敗だった。 そのとなりでやっていた松本の試合も1時間を超える激戦で、 町田の試合が終わって、第3シングルスの須賀の試合と並行になるくらいだった。 ファイナルゲーム、9オール、11オール、13オール、14オールセッティングで 15オールまで競りサービスオーバーを繰り返した後、2点連取されて負けてしまった。 松本が攻撃を仕掛けて早めに決めようとするのに対し、 相手はラリーを組み立てるスタイルだったことが、 最後のポイントに効いた様な気がする。 これで、トナミ運輸の勝利が決まり、須賀の試合は2セット目で打ち切り。残念。 V3の夢やぶれる。。。 そのまたとなりのコートでは、日本ユニシスとNTT北海道がこれまた激戦をしていた。 第2シングルスなどは、カットとアタックロブ、ドリブンクリア、ドライブばかりの およそシングルスらしくない超高速ラリーが繰り広げられており 倍速のビデオ再生を見ているようだった。 こちらは、NTT北海道が3−1で接戦を制し、昨年ユニシスに負けた雪辱を果たした。 並行試合が多く、どのコートを見るか目移りしてしまうねぇ。。 ビデオ撮影は自由だったので、これでもかと云うくらい三脚が並んでいた。 女子は反対側のコートだったのであまり注目できなかったが、結果は 三洋電機 3−0 NEC九州 三協アルミ 3−2 NEC相模原 だった。小室恭子のシングルスがちょっと見れたくらいだった。 決勝まで時間があったので体育館をぶらぶらしていたのだが、 日本リーグなどに比べても観客が少ない!! 300人くらいだったろうか、しかもNTT東日本が負けた瞬間 どっと人がいなくなって、動員の状況がよくわかった。 関係者は入場料無料になるのだが、これなら一般の人も無料にして もっと広告もやって、観客を入れた方が大会が盛り上がっていいような気がする。 体育館の中は、ヨネックス、ゴーセン、モア、ミズノが出店していて、 スポーツマッサージやテーピングのコーナーもあった。 バドマガや本の販売もされていた。 さて、予定から大分遅れて決勝が始まった。 男子:NTT北海道×トナミ運輸 女子:三洋電機×三協アルミ 男子ダブルス2試合、女子ダブルス2試合が並行で進んだ。 本部側4コートを使えばいいのに、また女子は反対側の 2コートだったのであまりみれなかった。 男子ダブルスは力の差があったのかさくっと終わって1:1になった。 トナミ運輸の第2ダブルスの長身の人は、ものすごいスマッシュマンで かなり背があるのに、さらにジャンプして連続5回、6回と打ちまくっていた。 #やはりスマッシュは飛んで打つべし! ダブルスが2試合とも終わるのを待って、シングルスが始まった。 トナミ運輸の第1シングルス朴(町田の相手とは違った)は、 すべてのショットにためがあって、特にネットはスピンでストレートに落とすのか クロスにくるのか最後まで見えない。 NTT北海道の水澤も何回かノータッチで決められていた。 試合も朴が終始リードで、6点と1点で勝ち。 1セット目が終わったところで、第2シングルスも始まっていたが、 NTT北海道の井野は、かなり疲れがたまっているようで、 試合開始早々足を引きずっていた。逆にトナミの谷内は 元気いっぱいで、バックハンドも殆ど使わず、ぴょんぴょん飛んでいた。 1セットを15−2で終わったあと、井野が棄権し、トナミ運輸の優勝が決まった。 準決勝2試合に比べ、あっさり風味だった。 男子の試合が終わった頃、ちょうど女子シングルスが始まっていた。 三洋電機がダブルス2つを取ったのだと思うが、三洋側は井田のシングルスに すごい声援を送っていた。彼女もそれに応えるべく男子顔負けのフットワークで 縦横無尽に動き回り、三協アルミの選手を圧倒していた。 先日米倉加奈子がオリンピック特集TV番組で出ていたとき、 米倉はあまり威圧感がなく、シャトルを打ちあうまで強さがわからないといわれていたが、 井田は全く逆ではたから見ていてもものすごくプレッシャーを感じるプレーだった。 勢いのまま、三洋が優勝。監督やらが胴上げされていた。 ******* 試合後、町田のプレーを脳裏に焼き付けながら、海老名の練習に行った。 自分らのラリーやフットワークを見ると、思わず「おせ〜よ」と言うくらい 緩慢に感じてしまう。。。。 しかし、とにかくスマッシュが打ちたくてしょうがないので、 できるだけ後衛に回ってがんがん打っていた。 が、こういう時に限ってなかなかロブは上がって来ないものだ。 最後に一色・袋田×徳永・荒武で試合をやらせてもらった。 さっき全日本実業団スマッシュを見たばかりなので、 一色さんや袋田さんの高速スマッシュも全然普通に見えたが、 実際取れるかどうかはこれまた全然別問題である。。 気温も高く、13オールで並んだときは酸欠寸前だった。 ま、13点で勝たせてもらったからいいけどね。(^^) 長くなりましたがこのへんで。 ****************************** ****************************** 草場です。よく書かれた観戦記ですね。 慶応関係にメイル転送したいんですけど良いですか? 松本は早稲田卒の1年目、早稲田からNTT東日本は始めてでないかと思われる。 青木・松本でインカレ2位だと思う。松本は比叡山、青木は常総だったと思う。 水沢も早稲田OB、あと出てこないけどトナミ運輸の本田もそう。 三洋電機の監督かコーチの宮崎さんは慶応OBです。 ****************************** ****************************** 草場> 草場です。よく書かれた観戦記ですね。 草場> 慶応関係にメイル転送したいんですけど良いですか? かまいませんが、自宅のシグネチャの代わりに会社のに変えておいて下さい。 そのうち慶応にもお邪魔しようと思いますので名前を売っておきましょう。(^^) 草場> 松本は早稲田卒の1年目、早稲田からNTT東日本は始めてでないかと思われる。 草場> 青木・松本でインカレ2位だと思う。松本は比叡山、青木は常総だったと思う。 草場> 水沢も早稲田OB、あと出てこないけどトナミ運輸の本田もそう。 草場> 三洋電機の監督かコーチの宮崎さんは慶応OBです。 さすがよくご存じですね。松本は非常に勝負強いプレイヤーだと 隣に座っていたおっちゃん(「まつもとー」と絶叫していた)が解説してくれました。 ファイナルゲームでも、運動量が落ちてるようには見えず、 1発で決めるショット(スマッシュやらサーブプッシュ)を連発してました。 名前がわからないのはちょっと残念です。 日本リーグのパンフを持っていけばよかった。 決勝は対戦前に放送で名前を言ってくれたのですが・・・ ****************************** ****************************** 先日、全日本実業団のレポートを出しましたが、 バドマガ8月号に詳細な結果が出ています。 男子準決勝で町田@NTT東日本があたったのは 朴@トナミ運輸で、決勝の第一シングルスと同じでした。 訂正しておきます。 プレースタイルが大分違うように思えたのですが。。。(^^;) 因みにバドマガ7月号の最後のページあたりに 会社同期の川口君@NTT西日本大阪の特集がされてます。 持ってる方はチェックしてみて下さい。 本人談 川口> バドマガのほうは、なかなか周囲の評判はいい感じです 川口> 「川口ちゃないみたい」だとか「この写真はうそだ」とか 川口> 誉められてるのか、けなされてるのか・・・ 川口> まぁ、そんな感じでした。 今週末からランキングサーキット@日体大がはじまります。 日本リーグトップ選手は厳しい日程が続くようです。