荒武です。
2002.5.25(土)伊勢原体育館にて実業団選手権団体戦が行われました。

年に一度、全日本実業団に向けて行われる大会で、
全日本実業団出場の権利を持っていないチームがベスト４に入ると、
来年度出場の入れ替え戦に出れると云う中堅チームにも重要な試合です。
しかし、実際のところ１部以外のチームにはかなりつらいものがあり、
１部リーグ以外のチームは富士フィルムと日立ソフト、横浜市消防局、日産自動車でした。
また複数チームをエントリーしたのは、三菱電機鎌倉とTEPCO、そして通研だけで、
もうちっと２部のチームなんかにも出てくれれば盛り上がるのにと思いました。

本年度は男子１５団体が参加、２複３単の３試合先取のトーナメント戦でした。
日本リーグ２部の日立通信システムが第一シード、三菱電機鎌倉Aが第２シードで
残りは当日抽選、NTT通研AはTEPCO(A)と、NTT通研Bは相模原市役所と一回戦でした。
因みにシャトルは連盟が用意してくれたもので、最初ブリジストン、２本使うとモア、
モアが無くなるとゴーセンのシャトルと様々でした。

●１回戦　NTT通研B　２−３　相模原市役所

西村・山岸　０( 3-15, 9-15      )２　大友・六反
伊東・徳田　２(15-8 ,15-17,15-12)１　村田・高野
　　　荒武　２(15-8 ,15-5       )０　上田
　　　徳田　０( 7-15, 5-15      )２　六反
　　　西村　０( 1-15, 0-15      )２　大友

１Ｄ：往年と呼ぶにはまだまだ早いエースダブルスです！でも組んでの練習全くなし。
　　　１ゲーム目はお見合いや交錯もあって、お粗末だったけど
　　　２ゲーム目は息も合ってきて、相手がちょっと雑になって
　　　すごい緊迫したラリーもあったりしたが、残念ながら取られてしまった。
　　　差は決め球の精度だと思う。
２Ｄ：１ゲーム目取って楽勝ムードかと思ったら、２ゲーム目以上追い上げられて
　　　相手がミスしなくなると殆ど互角だった。
　　　しかし伊東さんをベースとして、徳田君がのびのび球回しすると後半突き放せて勝利。
１Ｓ：先日綾瀬の大会で当たったとレポートした上田君だが、
　　　どうも別人のような気がするプレーだった。強いサイドスマッシュがなく、
　　　シャトル回しで攻められているような感じ。
　　　ただ、後半一発ミスが連続したので、２ゲーム目は楽勝だった。
２Ｓ：徳田君がどこまでやれるか楽しみな試合だったが、やはりシングルスでは
　　　六反さんが１ランク上だった。２ゲーム目は稜君と共に応援に来てくれてた一色さんの
　　　アドバイスをもらって臨んだのだ。でも徳田君の追い込むドリブンクリアが
　　　ほんのちょっとずつアウトになって、逆に六反さんのシャトル回しが正確で
　　　やられてしまった。
３Ｓ：ついにエースの大友さんを引きずり出したが、シャトルの落下点に入る速さがすごい！
　　　また、ショットの正確さでも１枚上で、２ゲーム目は一方的にやられてしまった。

と云うことで、さすがに１部チームにはかなわなかったが、こちらもエース不在の中の試合なので
２：３にできたことは十分意味があったと思う。


●敗者戦　NTT通研B　１−４　富士フィルム

西村・山岸　０(11-15, 7-15      )２　梅田・斉藤
伊東・荒武　０(15-17,11-15      )２　青木・瀬戸
　　　徳田　０( 1-15,14-17      )２　斉藤
　　　山岸　１( 6-15,15-9 ,13-15)２　瀬戸
伊東→荒武　２(15-2 ,15-10      )０　青木

練習試合と云うこともあり、オープンオーダーに近かった。
私もダブルスをしたかったので、伊東さんと組んで出たがどうも荒武のダブルはへこい。
スマッシュのコースとかで、インターバルに徳田君のコーチングを受けたりしたが、
より一層の研究が必要そう。まだまだ徳田君のダブルスセンスには届かないようだ。
徳田君は、今回のシングルスで何か掴みかけているように思うので、
普段の練習でもシングルの出来る場所を探してダブルス＋αシングルスも鍛えて欲しい。
山岸さんのシングルスは相変わらずスマッシュを中心とした
シングルスの見本となるような試合を展開してくれた。
ファイナルを取ってくれれば超尊敬のまなざしだったのだが。(^^;)
３Ｓはメンバーチェンジで荒武が出場した。左からの強烈なフォアサイドスマッシュを
大分決められて、これへの対処が課題だなと思った。左利きに対する練習も必要だ。

このあとは試合観戦をした。準決勝は

日立通信システム　VS　横浜市役所
三菱電機鎌倉(A)　VS　三共化成

で、後者の第一シングルス戸倉＠三菱VS 亀谷＠三共はすごく緊迫した試合だった。
１ゲーム目は亀谷さんが一方的に打ち込んで、15-8くらい、
しかし２ゲーム以降は徐々に戸倉さんのペースとなり、
戸倉さんがセティングを制して２ゲーム目を取ると、
３ゲーム目は一進一退で、12オールくらいになった。
戸倉さんはネットプレイで何本かミスってくれたのに、
積極的にスピンネットで攻めていたのが印象的で、最後は15-13で戸倉さんの勝利。

決勝は日立通信システムと三菱電機鎌倉でした。
高橋・金田（日立）２−０　井原・長島（三鎌）
鈴木・馬木（日立）０−２　白垣・高野（三鎌）
のダブルス１：１で終わったところで１９時になったので、
ここまで観戦＆ビデオ撮影でした。
最終結果は実業団連盟のＨＰに出ると思います。

その後荒武は荻野中の練習に行って、ミックスとシングルスを堪能しました。
明日は厚木リーグ初日です。。