荒武です。
9/6(土)実業団選手権個人戦@伊勢原体育館が開催された。
実業団の頂点を決める試合で県総合出場権もかかった大会だが、例年日立HBNの選手が出ない上、
今回は去年優勝の白垣選手@三菱鎌倉も出場なしで、ちょっと盛り上がりに欠けた感は否めない。
1回戦は線審がいなくてセルフジャッジ、試合と試合の間隔は15分間全コート試合休憩になり、
田園風景のようなほのぼのとした雰囲気。
しかし参加者殆どが1部リーグのメンバーばかりでレベルは高い。
今回も1部以外からのエントリー数人のうち3人が棄権してしまった。
シャトルはモアの4番でちょっと飛び過ぎ。
日曜・今日と涼しいが、土曜はまだまだ蒸し暑く館内は30℃を超えていた。
1日ずれていたらよかったのに。

●男子ダブルス
 優勝:高野・長嶋(三菱電機鎌倉)
準優勝:戸倉・角津(三菱電機鎌倉)

ダブルス決勝、急に主審に指名されびっくりした。
とにかくドライブラリーが速く、審判手前側での展開はシャトルについて行くのがやっと。
頂点を決める大変緊張した試合、ジャッジミス無きよう特にサーブジャッジや
サーブラインの判定に大変神経を使った。
リーグ戦の時とは違うペア同士の対戦、戸倉・角津ペアは攻撃になると
パワーがあるのだが3球目までの展開でやられることが多く、
ロングサーブで崩されたりして、高野・長嶋ペアの試合巧者ぶりが光った。
スコアは15-8,15-8だったと思う。

●男子シングルス
 優勝:亀谷(三共化成)
準優勝:戸倉(三菱電機鎌倉)

シングルス決勝、リーグ戦や団体戦でよく見かける戸倉VS亀谷の対決。
このカードは常に好ゲームとなるのだが、これまでは亀谷選手が1ゲームとりながら、
2・3ゲームと戸倉選手が逆転するパタンが多くみられている。
果たして今年も1ゲーム目は亀谷選手のスマッシュがバシバシ決まって取り、
2ゲーム目14-8とマッチポイントを握った。しかしここから戸倉選手が脅威のねばりと
ネットプレイでセティングに持ち込み、16オールでサービスオーバーを繰り返した挙げ句にゲット。
この試合は線審をやったのだが、2人ともラインを狙って打つし、
特にサイドラインのスマッシュは速さがあるので残像を頭で再生してジャッジする感じだった。
10点を超えたあたりからの攻防は会場全体が緊迫し、きわどいジャッジの連続に心臓が止まりそうだった。
初めて線審の厳しさを知った気がした。
3ゲーム目、やはり戸倉選手の逆転劇なるのかと思っていたが、亀谷選手が出だしから
すばらしいパワーと気合いを最後まで保ち優勝した。
戸倉選手はダブルスも決勝までやっている分、厳しかったかもしれない。

********
私は本大会初挑戦、シングルスのみにエントリーした。
1回戦は相手が棄権して、いきなり横浜市役所エースと当たってしまった。
・2回戦 荒武(NTT通研) 5-15,1-15 浜路(横浜市役所)
故障からの復帰明け殆どぶっつけ本番で臨んだが、そんな状態では
全く相手にならなかった。ラリーこそさせて貰えたが2ゲーム目は
簡単にシャトルを回されてラブを免れるのがやっとであった。
ただ、課題点は大分浮き彫りになったので今後につなげたい。

通研佐々木君は、準々決勝戸倉君から1ゲームを奪う健闘で、今後に期待が持てた。
この試合はシャトルの消費がすごかった。全力スマッシュが出る度にコルクがつぶれてしまい、
真剣な本人達には悪いが、見てて笑ってしまった。

リーグ戦開幕まであと2週間、今年はどんなシーズンになるか楽しみです。(^_^)

*********************************************************************

佐々木@Aチームです。
久しぶりにレポートします。

【ダブルス】

1回戦 VS金沢・三井(三菱電機鎌倉)
(16−17、4−15)×

数年ぶりに公式戦で草場さんと組みましたが、
残念ながら初戦で負けてしまいました。
課題は競った場面での私のサーブと
草場さんのレシーブですかねぇ。

私としては普段やってるレベルに比べると相手の動きも
羽のスピードも遅く、かえってやりにくい感じでした。

ですが、簡単に上げて打たせてばかりだと、攻撃側に
勢いがついて、守ってる方がやはりやられてしまいます。
草場さんのレシーブ位置もうしろ過ぎる気がしました。
レシーブでももっと攻めましょう!


【シングルス】 

昨年のこの大会では、ダブルスで腰を痛めてしまい、
マジで脂汗流しならがらシングルスをやったものの
2回戦で負けたため、今年はシードなし(と言っても
1回戦はなし)で、いきなり相模原市役所の
大友さんとの対戦でした。

2回戦 VS 大友(相模原市役所)
(15−5、15−4)○

昨年のリーグ戦で小川君がきっちりラリーをして
ファイナルで勝っていたので、繋いで行けば何とかなるかなと
思ってコートに入った。

が、シャトルが結構飛ぶのでクリアーのコントロールに自信が持てず、
2オールの時点で早々と作戦変更。
とにかく攻めまくることにした。
これが良かったのか、特に苦労することもなく無難に勝利。


準々決勝 VS 戸倉(三菱電機鎌倉)
(9−15、15−7、6−15)×

白垣君とは過去3度対戦があるものの、戸倉君とは初めての対戦。
苦手なサウスポーだし、何点取れるのやら、と思ってコートに入る。

1ゲーム目は最初は緊張からか6−0くらいまで自滅気味に
取られてしまったが、徐々に体も動きはじめ、ライン際への
ストレートスマッシュが決まりだし、一時は9-10まで詰め寄った。
しかし戸倉君がスマッシュを警戒したのかショートサービスを使い始め、
結局9本で取られる。

2ゲーム目は初っ端から全力ジャンピングスマッシュとクロスカット
を多用し、終始リードを奪ったまま7本で取り返す。
フォア側に来た戸倉君のスマッシュを手首だけでクロスに
ドライブで切り替えすレシーブが3本くらいきれいにノータッチで
決まり、自分でも驚いてしまった。

ファイナルも前半は一進一退の攻防で5-8でおり返すも、チェンジエンズ後には
2ゲーム目後半から感じ始めていた腰の違和感が痛みに変わってきており、
ジャンプの多用で左ふくらはぎもつりそうで弱気になってしまい、
攻めれなくなって結局6本で終了。

翌日の江東区団体戦や翌週の全日本社会人を意識して体をかばい、
最後は思いきりが悪くなってしまったのが悔やまれる。
あれが全日本社会人予選等で上の大会がかかっていたら
もっと捨て身で行けていたとは思うが。。。

終わってみればファイナル後半以外はほぼ互角の勝負だったと思うが、
攻撃力がなくなった最後の場面のラリーの展開とサーブのうまさで
まだまだ差を感じた。

それにしてもあれほど高いロングサービスを打たれると
攻めるのは本当に苦労した。腰も痛くなる訳だ。


1時間以上の激闘で、他の準々決勝は早く終わっていたので
皆に見てもらえて気分は良かったです。
でもアピールになったと同時に偵察もされてしまいましたかね。。。

ちなみにこの1試合で使ったシャトルは自分でも最高記録でした。
2本半くらいは壊しましたね。やはりモアはボロい。


(おまけ)
準決勝の戸倉−照屋(三共化成)はそれなりにラリーにはなるものの、
照屋さんに戸倉君を脅かす程の攻撃力はなく、5本と1本であっさり
終わってました。2ゲーム目は13点までラブゲーム。


とりあえず全日本社会人でも頑張ってきます。
去年はシャトルがヨネックスのトーナメントでしたが、今年はどうなんでしょう。

13日〜16日なのでお暇な方はぜひ観戦を!
15日がレベルの高い試合も多く、一番面白いと思いますよ。