チャレンジリーグ2009
荒武です。
いつもは2月後半なのだが、今年度は1月末に行なわれたチャレンジリーグ、
新加盟の富士重工群馬、NTN、グッドウェーブを加え、1部16チーム、2部10チームで行なわれた。
NTT通研は昨年度順位の21位を反映、参加断念チームもあって、2部2位でのスタートとなる。
前日、柴崎体育館であった監督会議では、来年度の開催はまた2月(2/25-26@泉体育館)となることなど周知と
翌日からのチャレンジリーグ組み合わせ抽選会があった。1次リーグ三菱重工長崎、東電と対戦する山となった。

・1/29(金):1次リーグ@立川市泉体育館
(1D、S、2Dすべて行なう)
● NTT通研 1−2 三菱重工長崎
 関・日達 1(19-21,21-16,14-21)2 山口・池村
   吉野 2(21-17,21-11)0 岩田
石原・荒武 0(15-21,17-21)2 高木・安村

試合前に、審判団が使用シャトルの試打ちをしており、
テスティングマーク内にすぱすぱ入るのでオーと思ってしまった。
1対戦目はYONEXトーナメントの4番。
5人ギリギリでの参加と思われたが、関君が調整してくれて
午前中だけ参加できることになった。
1試合目はアバブザハンド、ウエストを7、8本とられてしまって
(相手も2,3回とられたが)完全に自分との戦いのまま終了した。
いきなりチャレンジリーグの洗礼をあびたがいい経験になったと思う。
シングルスは卒なく勝ってくれた。
2Dに勝負がかかって、最初見にくいエンドを選び、ファイナルまで行っても必ず勝つつもりで臨んだ。
序盤失速するシャトルになれずにフレームショット連発してしまった。
なれてきて、上げさせる展開に持ち込めると何とかなったが、
石原君と組んで始めての試合ということもあり、間のお見合いもあって
ゲームを取るには至らなかった。

● NTT通研 1−2 東京電力
石原・日達 0(18-21,18-21)2 小林・内山
   吉野 2(21-12,21-10?)0 渡邉
草場・荒武 1(15?-21,21-14?,18-21)2 鈴木・津滝

2対戦目は、チャレンジでも神奈川リーグでも良く対戦する東電さん、シャトルはミズノEXの4番。
1Dはラリー途中に来るシングルス系のショットで崩されてしまった感がある。2ゲーム目追い上げムードの
18オールでネットミスをしてしまったのが痛かった。
シングルスはとり、またしても2D勝負となった。こちらはファイナル見やすいエンドに回ってきて
10−16くらいから17−16と一気に追い上げたが、最後の勝負どころで往年のペアに突き放された。
ショートサーブを打って、ヘアピンを打たれた際に上から軽いプッシュで決める練習を数日前にやっており、
早速実践で使ってみたが、そのプッシュを津滝さんにショートドライブで決められてしまい、まだまだ練習が足りないと感じた。
これまでやった試合の中でもっとも高揚し、悔しいものでもあった。
試合後厚木に戻り、アンリツの練習で2時間ダブルスをやらせてもらった。


・1/30(土):7−10位順位決定戦@立川市柴崎体育館
(勝負が決まったら2Dは打ち切り)

柴崎体育館は監督会議や観戦はあるが、試合をするのは初めて。
天井がドームになっていて、太陽光を利用した照明となっており伊豆の天城ドームを思い出す。
出入り口近くの第7コートが未使用コートになっていた。
ドアを開けるとすごい風が吹き出していたので、シャトルが流れるのだろう。
我々は2順目の試合で、練習後観戦となる。
優勝をかけたチーム同士の対戦もあり、ヒートアップした応援が耳をつんざぐ。

● NTT通研 2−1 北九州市役所
石原・蓮沼 2(21-16?,21-18)0 水口・黒田
   吉野 1(21-17,11-21,20-22)2 中村
荒武・日達 2(21-16?,15-21,22-20)1 宮崎・池田

関東シニア参加組が抜けての危機を、蓮沼君が故障を押して出てくれ棄権は免れた。
相手のシングルスが強いと分かっていたが、ガチで当てることにした。
シャトルはGOSENのGF-10の4番。12:20くらいに試合開始となった。
1Dは東京組みでやっていることもあり、ドライブ系ショットが上手く隙を突けて、
間へのスマッシュもよく決まっていた。
シングルスは見やすいエンドかどうかでレシーブの精度が大きく変わる展開。
ファイナルは相手の強打に慣れて、終始リードしたものの
19−17で打ったライン際のきわどいヘアピンがアウトとなり
主審にコレクションを主張したが通らず、そこから追いつかれて逆転されてしまった。
みたび2D勝負となったが、前日の練習もあって競れば何とかなると思っていた。
何より、接戦を落としてズルズル最下位に落ちることは避けたかった。
ファイナル延長戦は本当に緊張感があって、ショートサーブが打ちたくなかったが
その前にピンサーブを打っていることもあって相手も警戒しているだろうから
多少浮いてもショートからのラリーで取ろうと日達君と意識合わせして臨んだ。
あまりきれいな展開ではなかったが、最後ドライブをネットに引っ掛けてくれて
延長を制することができた。
試合後柿沼さんに、打ちたいコースに打つのが分かるので、試合前半に回して
後半効果的なところを付くようダメ出しをもらった。
次試合のオーダー用紙を取りに行った際、「吉野が負けても(チームは)勝てるのか?」と
本部の人に言われて、思わずニッとしてしまった。

● NTT通研 2−0 リオン
石原・蓮沼 2(20-22,21-16,21-11)1 大島・佐藤
   吉野 2(21-13,21-10)0 牛島
荒武・日達   打ち切り   川島・藤堂

最下位がなくなって、多少リラックスして迎えた最終戦。
これまたよく当たるリオン。相手も富田さんがおらずお互いに不十分な戦力での対戦となった。
吉野君をダブルスにしようか迷ったが、さっきの試合もあったので最後までがんばってもらうことにした。
1Dは相変わらずドライブが冴えていたが、スマッシュをネットに引っ掛けることが多く
ファイナルまでもつれ込んでしまった。ファイナルは相手の足も止まって完勝した。
シングルスは相手のライン際のスマッシュが厳しく、こんなのが取れるのかと思っていたが
吉野君も相手に得意なプレーをさせない球回しで、ヘアピンとボディへのスマッシュ等を使って
着実に得点を重ねる展開。ネットに絡めるヘアピンを2本決めるなど見事であった。

初日に勝てないと上位に行けない昨年度と同じパタンになってしまったが、
来年度も参加できそうな順位(7位)にはなった。
試合後は立川のジョン万次郎で反省会をして帰った。(流石に練習は、なし)