2016年 第66回全日本実業団選手権大会 参加レポ 

2016.6.29(水)〜7.3(日)福井県 勝山市・福井市・永平寺町


主将の物性研・日達がコンディション不良で出られず当初暗雲が漂っていたのですが、
お陰さまで、結果的には現在のチームメンバーになって初の決勝トーナメント進出を果たしました。
NTT通研神奈川チームとしても2005年大阪大会以来11年ぶりのことです。
ご支援ありがとうございました。

○初日:6/29(水)
開会式は今年5月にオープンした勝山市の新しい体育館「ジオアリーナ」にて行われました。
幹部挨拶や選手宣誓の他、オリンピック代表選手の挨拶や地元小学生の演技などもあり大会を盛り上げていました。
また、小生とNEL小宮山コーチが通算10回出場の表彰をいただくことができました。
開会式終了後、50kmほど離れた福井市体育館に移動し、1次リーグの試合が始まりました。

1次リーグ第一試合
■ NTT通研神奈川 3−2 MMOA(香川)
1D 森本・永田 2(21-18,14-21,21-16)1 岡・藤井
2D 村?・宗田 0(10-21,10-21)2 奥田・日下
1S    永田 2(21-12,21- 7)0 友澤
2S    森本 2(21-17,21-15)2 奥田
3S   佐々木 0(12-21,13-21)0 日下

初戦は四国でベスト4に入るスポーツメーカ・ショップのチーム。
情報が少ないこともあり、オーダーを外してくることも想定し試合に臨みました。
蓋をあけると、2Sがエース対決となり非常に緊張感のある勝負となりました。
この真っ向勝負を制したこと、1Dの接戦を取れたのが功を奏し、
幸先良いスタートとなりました。

○2日目:1次リーグ第二試合
■ NTT通研神奈川 3−2 国立印刷局(東京)
1D 村?・宗田 2(21-12,21-15)0 栗原・野口
2D 森本・永田 1(21-17, 9-21,12-21)2 赤堀・上田
1S   佐々木 2(11-21,21-11,21-17)1 栗原
2S    永田 0(19-21,14-21)2 赤堀
3S    森本 2(21- 5,21-14)0 上田

こちらは2007年札幌大会で当たった相手、その時は1−4で敗れています。
当時のエースが今もエースとして活躍しており、どうオーダーを当てるかが一つのカギとなりました。
試合は、接戦を制した1Sがカギで、3Sは相手の2枚看板の一人を
うちのエースが見事に撃破!リベンジを果たし、1次リーグ突破を決めました。
我々は2試合目で体育館の空調の風を読み切っていたのに対し、
相手は初戦で少し混乱していたことも、まさに追い風となりました。

○3日目
決勝トーナメントは、会場を福井市から勝山市のジオアリーナに移し、
バドミントン専用のコートマットが敷かれた最高の環境で試合を行うことができました。

■ NTT通研神奈川 0−3 富山トヨタ自動車(富山)
1D 森本・永田 0( 3-21, 7-21)2 塩澤・佐伯
2D 村?・宗田 0(12-21,13-21)2 水野・高田
1S    森本 1(21-19,11-21,12-21)2 高嶋
2S    永田  打ち切り      塩澤
3S    宗田  打ち切り      佐伯

例年決勝トーナメントに上がってくる富山トヨタ。こちらも2004年の名古屋大会で
0−3負けを喫していることからリベンジを果たす絶好の機会になりました。
しかし、実力的に一枚上手であり、特に1Dは日本リーグクラスの力があったと思います。
(スマッシュが速く、こちらのレシーブが振り遅れる)
1S森本が1ゲーム取って一矢報いたものの、チームとしては力を出し切って負けたという感じです。
過去最高のベスト32には届きませんでしたが、久しぶりにトップクラスの試合に触れ
若手選手のモチベーションも上がったと思います。

大会は、男子はトナミ運輸が2年連続の優勝、女子は地元勝山市出身の山口茜選手のいる
再春館製薬所が優勝しました。
http://www.badminton-jitsugyodan-jp.com/全日本実業団選手権大会-1/

来年は秋田県で開催予定です。秋からの神奈川県リーグ戦の結果で出場の可否が決まります。
来年4月に推薦がもらえるよう頑張りたいと思います。