2017年 第67回全日本実業団選手権大会 参加レポ 

2017.7.5(水)〜9(日)秋田市


● 初日:2017/7/5(水)
 午前、メイン会場であるCNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)にて大会受付
および開会式が行われました。開会式では、開会・来賓の挨拶、優勝杯返還の他、
警察音楽隊による演奏があり大会を盛り上げていました。開会式終了後、会場を
秋田県立武道館に移し、会場の設備・コンディションの確認、および翌日の対戦
相手である大阪チタニウムテクノロジーズ(兵庫県)と明治安田生命(東京都)の試
合を観戦・分析を行いました。試合終了後、作戦を練りつつ公式練習場である
秋田市北部市民サービスセンターに移動し、30分間の翌日の試合に備えた練習を
行いました。
なお、大阪チタニウムテクノロジーズ対明治安田生命の試合結果は以下の通りです。
 
明治安田生命(東京都)  3-2 大阪チタニウムテクノロジーズ(兵庫県)
D1  巽・中村 0 (15-21, 18-21) 2  内山・町田
D2  佐竹・林 2 (21-7, 21-19) 0  飛彈・伊藤
S1  中村  0 (17-21, 11-21) 2  内山
S2  佐竹 2 (21-15, 21-23, 21-15) 1  町田
S3  山田 2 (21-15, 21-17) 0  伊藤

● 2日目:2017/7/6(木)
午前:1次リーグ第1試合@秋田県立武道館
大阪チタニウムテクノロジーズ(兵庫県)  3-2  NTT通研神奈川(神奈川県)
D1  内山・町田 2 (21-13, 21-17) 0  永田・宗田
D2  飛彈・伊藤  2 (16-21, 21-14, 21-18) 1  村?・小島
S1  内山  1 (21-19, 16-21, 9-21) 2  宗田
S2  町田  2 (18-21, 21-9, 21-14) 1  佐々木
S3  中  0 (11-21, 11-21) 2  永田

初戦は、兵庫県代表の大阪チタニウムテクノロジーズと対戦しました。
兵庫県は実業団の試合結果等情報が少ないこともあったため、
前日のオーダーをもとにこちらのオーダーを決めました。
真っ向勝負で臨んだ第1・第2ダブルスは落とし、
幸先の良くないスタートとなりました。
第2シングルスを惜しくも落としたものの、エース対決となった
第1シングルスと第3シングルスで勝てたことで2-3となり、
午後の対戦に望みを繋ぎました。
体育館の空調により、コート左から右へ大きくシャトルが流れたため、
コースを狙ったショットがアウトになるなど
慣れない中での試合だったと思います。

午後:1次リーグ第2試合@秋田県立武道館
NTT通研神奈川(神奈川県) 3-2  明治安田生命(東京都)
D1 村ア・小島 0 (17-21, 6-21) 2  佐竹・林
D2 永田・宗田 2 (21-12, 17-21, 21-13) 1  巽・中村
S1   佐々木 2 (21-12, 21-18) 0  林
S2    宗田 2 (21-16, 21-11) 0 山田
S3    永田 1 (21-17, 10-21, 16-21) 2  佐竹

第2試合は、東京都代表の明治安田生命と対戦しました。
3月に行われた第6回関東ブロック大会(宇都宮カップ争奪戦)でも
対戦したことのある相手であり、顔見知りの対決となりました。
われわれのオーダーは第1ダブルスと第2ダブルスを入れ替えて、
第2ダブルスを取る作戦で臨みました。
果たして、第2ダブルスで勝利を収め、シングルス勝負に持ち込みましたが、
こちらは大阪チタニウムに負けているため、シングルスでも1ゲームでも、
1点でも多く取る必要がありました。
結果、第1・2シングルスで勝利しチームも3-2で勝利しましたが、
1次リーグは3チームが1勝1敗で並ぶ三つ巴となりました。
取得マッチ数、喪失マッチ数がどのチームも5-5だったため、
取得ゲーム数・喪失ゲーム数により順位が決定しました。
われわれのチームは取得ゲーム数が13、喪失ゲーム数が12であり、
他のチームに比べて上回っていたことから1位となり、1次リーグを突破しました。
明治安田生命との戦いの第3シングルスで負けたものの、
1ゲームをもぎ取っていたことが功を奏しました。

※1次リーグ結果
NTT通研神奈川(神奈川県) M 5-5, G 13-12 1位
大阪チタニウムテクノロジーズ(兵庫県) M 5-5, G 12-12 2位
明治安田生命(東京都) M 5-5, G 11-12 3位

● 3日目:2017/7/7(金)
決勝トーナメント1回戦@秋田県立体育館
AC長野パルセイロ(長野県)  3-0  NTT通研神奈川(神奈川県)
D1 アグリッピナ・的場 2 (21-7, 21-7) 0  永田・小島
D2 吉原・北林 2 (21-9, 21-5) 0  関・村ア
S1    植田 2 (21-7, 21-9) 0  永田
S2    奥谷 打ち切り 小島
S3    河野 打ち切り 村ア

相手は昨年の全日本実業団でベスト16入りしたチームであり、
日本リーグに次ぐチャレンジリーグで優勝したチームでした。
いくつか良いラリーをする場面は見られたものの、
終始相手の正確なショットに翻弄され、結果的に0-3で敗退しました。
トップクラスの相手と直に戦うことにより多くの課題が見えてきたため、
部としても次の大会に向けてしっかりと対策を立てていきたいと思いました。

大会は、男子・女子ともに日本ユニシス(東京都)が優勝しました。
また、桃田選手の復帰でニュースにも取り上げられている
NTT東日本(東京都)は男子がベスト8、女子がベスト4でした。

来年は山口県で開催予定です。秋からの神奈川県リーグ戦の結果で出場の可否が決まります。
来年3月に推薦がもらえるように頑張りたいと思います。引き続き、よろしくお願いします。

 大会ホームページ
 https://www.badminton-jitsugyodan-jp.com/
 結果速報ページ
 http://www.badminton-a.com/all67jitsugyodan/20170709index.htm