2008年全日本実業団選手権大会
2008.7.9(水)-7.13(日)@八代市
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■ 7/8(火) 前日移動
初日朝にある監督会議に間に合うよう前日入りする。
羽田空港は洞爺湖サミットの影響で警察の警備が厳重、至る所監視の目があり
ゴミ箱もなく空となったペットボトルが捨てられない。。。
東電、日産と同じ飛行機になる。熊本空港で五十嵐理事長と会う。
伊東さんとも会ったが、移動者が多く別のバスになる。
空港〜熊本駅〜八代駅とバス・JRを利用、これも日産と一緒だった。
路面電車や熊本城が見えると熊本の雰囲気があったが、
熊本駅ビルは、ケンタッキー、ミスド、吉野家、モスが並ぶ。
全く旅行感の沸かない風景に興ざめ。
八代駅からグランドホテルまで徒歩で約15分、梅雨明け炎天下、汗だくになる。
チェックインし、予約していたLANケーブルを借りてしばしまったりした。
ホテルのエレベータで桜田さんと鉢合わせ、このホテルには大会事務局があり
役員がいっぱい宿泊していた。
20時くらいから街を散策、協会の浅見さんと近くの交差点ですれ違いご挨拶。
体育館のそばにある五色という店で夕食、石焼ビビンバの卵抜きを頼んだら
卵ありできたので指摘したら最初から作り直してくれ、返って気を使ってしまった。
その後、本町アーケード街から八代城跡参拝。
NTT電波塔の近くにあるロイヤルホテルのビアガーデンも発見。
小一時間散策、ベスト電器やマルショクといった実家の方では
なじみ深い店舗を発見し、元気がでる。
■ 7/9(水)1日目:開会式・1次リーグ初戦
朝のNHKニュースで今日から八代で全実が始まると流れ、
オグシオこと小椋・潮田ではなく、NECの末綱・前田が紹介された(ここは九州!)。
朝食、浅見さんと同席。小学生大会を八代で10年間やる話などを聞く。
本大会では入場行進前にはエアコンを入れるらしい。ほっ。
9時からの監督会議は同じグランドホテル内で開催、
ドーピングなど気にしていたが、特に大きな通達もなく終了。
中止となったレセプションの返金を受け、武蔵野通研用の資料も持ち帰る。
オーダー用紙を受け取るようにいわれたが、品切れで結局体育館で受け取ることになった。
ホテルから体育館は思いのほか近く、ショップを回って時間をつぶす。
開会式前は、太田君、小宮山さん、伊東さんがいて4人で入場行進することに。
武蔵野メンバーは間に合わなかったようだ。
森田君から連絡があって監督会議の資料とパンフを渡す。神奈川メンバにも配布。
大阪トリパン渡辺さんがバボラのお店にいて、インターネットで注文していた
教訓タオルをゲットする。
オグシオがサンヨーのショップ付近にいて、携帯でとりまくられていた。
草> 試合当日に試合があって、当日出発したのは地方で試合があるときは初めて。
草> 失敗すると試合に間に合わなくなるので、地図で事前にチェック。
草> 飛行機も遅れず、原君、森君にもすぐ落ちあえて、レンタカーもすぐ借りれ、
草> 高速も順調で11時過ぎには会場についた。会場は開会式直後だけに人も多く
草> 出店が沢山でていた。体育館は新しくはないがコートマットが10面にひかれ冷房があって、
草> しかもシャトルの飛びに影響しないように配慮されている。
パイオニア戦、ある程度打てる人がいることはわかっていたので
初参加者の経験値を上げることも考慮してオーダーを組む。
会場はそのまま総合体育館のメインアリーナで、全10コートがコートマットだ。
空調は開会式後も続いており、体育館の真ん中付近のコートは流れがあるようだったが
我々は端っこのコートでそれほど気にならなかった。
シャトルはモアのウルトラセレクト。
● NTT通研神奈川 1−4 パイオニア(埼玉)
1D 伊東・森 0(21-23, 9-21)2 五十嵐・渡花
2D 草場・荒武 2(23-21,21-10)0 田中・今川
1S 原 0(14-21,14-21)2 波多野
2S 太田 1(23-21,20-22,20-22)2 五十嵐
3S 小宮山 0(10-21,20-22)2 今川
1Dは若手でバシバシ打ってきて、こちらは待ちの姿勢になっていたように思う。
2Dに出て、最初相手のクロスショットに戸惑ったりしたが
何とか1ゲームを取ると、2ゲーム目はシャトルを置きにきてくれて
楽に戦うことができた。
1S原君のシングルスは良く動けて組み立てはよいが、相手の安定感が1歩上だった。
2S太田君は実力も拮抗しており超惜しい試合だった。最後1本の決め球が・・・
3Sの相手、今川さんは逆カットが上手い。小宮山さんのスマッシュをショートリターンして
ネットでやられていたが、2ゲーム目は大分期待させる展開になれた。
シャトルはバンバン使って、モアがなくなったら別のが出てくるかと思ったら
やはり同じものが出てきた。
シングルス陣はコートマットに足をとられている感じがした。
草> 相手もおじさん中心のチームで、まあいい勝負だった。第1ダブルスは伊東・森
草> の急造ダブルスだったが1ゲームマッチポイントまで取られ勝てるかと思ったが
草> 取られて結局負けてしまった。第2ダブルスは私と荒武君で1ゲーム目20オール
草> から勝つと2ゲーム目は終始押し気味に試合を進め勝った。全日本実業団に参加して
草> 初勝利だった。第1シングルスは原君で、相手も久々の試合だったようでつけ込めそうだった
草> けど負けてしまった。第2シングルスの太田君の相手は似たような感じで、太田君が
草> サービスを大きくアウトすると、相手もサービスアウトのように似たような展開で
草> ファイナル終盤まで競ったが負けてしまった。ポイント差の三つ巴になることもあるので
草> 第3シングルスも小宮山君で行ったが、相手も1番シングルプレーヤーらしく、競ったけど
草> 負けてしまった。隣の隣のコートでNTT通研東京チームがやっていて勝っていた。
試合後は軽く反省会@ロイヤルホテル。当ホテルに泊まっているアンリツメンバーから
食事の割引チケットをもらった。日差しが強いが、あまり湿度はなくて
八代の街を一望しながらの食事はイタリアのような雰囲気を楽しめた。
2次会は草場さん、小宮山さんと軽く行く。
草> 試合の後、日奈久温泉に原君、森君をホテルまで乗せていき、150円の共同浴場に
草> 入る。150円だけに脱衣場と風呂場が1部屋で湯船しかないが、地元の人が結構きていた。
草>
草> 八代に戻って、ホテルの屋上のビヤガーデンで集合。天気もよくて気持ち良かった。
草> 2次会は小宮山君、荒武君といく。
■ 7/10(木)2日目(1次リーグ)
朝一出発。HORIBAとパイオニアの試合を観戦(研究)する。
HORIBAは36年ぶりの出場ということで、情報がなかったが、
試合を見ると若手も多くいるようで早いタッチの試合をやっていた。
HORIBA 4−1 パイオニア
この結果、午後の試合で4−1以上で勝てば箱抜けの可能性が出てきた。
草> 午後から試合なので郷土資料館と八代城跡にいく。
草> 試合が始まるのが1番最後で先にやている北都銀行と大和製衡の激戦をあのブロックに入ったら
草> 即死だったろうなと思って見る。
以前通研にいた本田さんが家族で応援に来てくれる。お土産もいただいた。
シャトルはゴーセンのGF-10だった。
● NTT通研神奈川 2−3 HORIBA(京都)
1D 草場・荒武 1(20-22,21-19,13-21)2 鶴丸・橋本
2D 伊東・森 0(19-21,11-21)2 高松・北村
1S 小宮山 0( 7-21, 7-21)2 鶴丸
2S 太田 2(21-17,21-12)0 橋本→松本
3S 荒武→原 2(21-16,21-6 )0 高松→廣田
1Dが取れなかったのがすべて。万事休する。
ファイナルチェンジエンズ後11−10から
ショートサーブからの展開で一気にとられてしまい、
盛り上げることもできなかった。
2−0となったところでHORIBAの1次リーグ突破が決まり、
このころからほのぼのとした空気が流れる。
試合後、向こうの主将が話しかけてきて、横須賀通研に知り合いがいるという。
その人が原君の知り合いと判明、バドではなく空手つながりで、
かつ、原君の試合の相手も空手をやっていたとのことで俄に仲良くなった。
夕方18時過ぎから打ち上げをし@五色、
草場さん小宮山さんと2次会と同じパタン。
草> HORIBAは若いチームでパイオニアに4−1で勝っているので4−1以上でポイント差という
草> 厳しい状況なので、強い順に出す。
草> 第1ダブルスで出て1−1となったがファイナルのチェンジエンドしてから突き放されて
草> まける。第2ダブルスも1ゲーム目は競ったが2ゲーム目は負け、第1シングルも
草> 大差で負けて予戦最下位になった。その後は相手はメンバーチェンジで2試合に出ていなかった選手
草> を出しこちらもそれは勝った。
草> 相手のエースの鶴丸君の知り合いが横須賀通研で空手をやっていて原君の知り合いだと分かったり、
草> やたらうちとけて、なごやかな雰囲気になる。
草>
草> 結局2敗したが、十分相手になって、あわよくば勝てるくらいだったので、初参加の人も含めて充実
草> していたと思う。来年度はさらに出場が厳しくなると思うがなんとか出れるように頑張りたい。
草>
草> 夜は近くの昨日2次会で行った店に行く。結構遠くに宿を取っている人もいて結局昨日と同じ3人で
草> 結局飲む。
草>
草> 翌日は小宮山君と天草へドライブにいく。松島展望台、天草四郎メモリアルホール、スパ・タラソ天草
草> に行ってから帰った。
■ 7/11(金)3日目(決勝トーナメント)
武蔵野通研の応援、東北電力宮城を3−0で降し
いよいよベスト16をかけてウエンブレーと対戦した。
ダブルスは上手く説明できないのだが、ここは落とすか上げるかというような
シャトルをドライブで突っついてくるのが印象に残る。
残念ながら3−0で負けてしまったが、可能性を感じさせる試合だったと思う。
次のユニシス戦を見てみたかったのだが・・・(^_^;)
隣のコートでは、大阪トリパンがセーレンと激戦をやっていた。
会場全体的にラリーの質が変わってきているし、雰囲気も緊張感がただよっていた。
女子、サンヨーも午後から登場、オグシオの試合はマスコミやカメラを構える人が殺到。
サンヨー同士(大阪VS鳥取)の対戦で、ユニフォームも同じ。変な感じがした。
夕方には日本リーグのチームのみが残ることになる。
帰り際、NTT東の川口君とついに番号1になったねと話をした。
試合後、近くの日本レンタカーで車を借りて移動。
宿泊は八代市内に取れず、熊本城近くのホテルとなる。
夜は繁華街に出かけて、馬刺しと海の幸を堪能できた。
■ 7/12(土)4日目(〜準決勝)
10時開始で、9時半くらいに行ったらすでに会場はいっぱいで立見も出ていた。
原君らが横から見る場所を取っていたので詰めて座らせてもらう。
昨日の夕方くらいから小中学生も多くかけつけていて
バドミントンが盛んな街であることを感じさせた。
どのコートも面白い対戦で、どれを見るか迷ってしまうが
やはり決勝にあがるであろうNTT、トナミ、日本ユニシスあたりに目が行く。
トナミとユニシスの準決勝は、お互いのベンチからの応援合戦。
独特の言い回しが会場にエコーする。
女子は相変わらずオグシオの試合にマスコミ総だかり。
NEC末綱・前田とヨネックス赤尾・松田の1Dはラリーがものすごく長くて
1時間以上かかっていた。それにしてもNECの応援がすごい。
逆に、YKKはもろ地元なのに応援がかき消されてしまっていた。
土日の試合を見て思ったが、女子のシングルスのレベルというか
戦い方・技がここ数年確実に進化して来ていると思う。
宿泊は八代市内の日奈久でひなびた宿だった。
明日は座れるよう早めに会場に行こうとすぐに就寝Zzzz
■ 7/13(日)5日目(最終日)
朝、デジカメの電源を入れたがカードが認識されず、まずい状態に(追記参照)。
ひとまずSDカードを抜いて内蔵メモリで撮影できるようにする。
会場9時前くらいについたが、まず駐車場がなくて右往左往しながらも、ぎりぎりすべり込める。
体育館の座席もコートの後ろはいっぱいで、NEC応援団が一角を陣取っていて
特に女子側の観客席はぎゅう詰めだった。
男子側の横から見る席に座り、ビデオだけ観客席最上部にセットする。
NTT東日本の女子が応援グッズを配っており、
うちわありますかと尋ねた選手がバリバリ現役の人で恐縮だった。
男子決勝、NTT東日本とトナミ運輸は去年と同じカード。
その北海道大会ではダブルス2つが超接戦、NTTが2つとも落としてしまい
エース佐藤がシングルスに出る前に勝負が決まってしまった。
NTTは昨年総合優勝の川口・川前、佐藤とスーパールーキーの田児ペア、
対するトナミのダブルスはゴールデンコンビの舛田・大束と
チャンドラ・平田とどちらも強烈だ。
1Dは佐藤・田児。早い展開で主導権は握っているように見えるのだが、
舛田・大束の安定性が勝り0−2負け。
2Dは接戦なるもチャンドラのシャトル回しがすごくて、ミスをさせられてしまう。
そのころ隣のコートでは、NECの末綱・前田がオグシオをやぶって、
地元NECの応援で占められた会場からは大歓声があがる。
勝者の方が2人とも顔を覆っていたのが印象的であった。
小椋は復帰後何とか勝って決勝まで来たのだが、同じオリンピック代表の末綱・前田と
戦うに十分な状態ではなかったように思う。
男子、NTTが2つ落として昨年の再来も頭をよぎる展開であるが
1Sの佐藤がフィギュアスケートのようなリズム感のある華麗なステップを見せつけ圧勝。
2Sの佐伯も不安を感じさせない安定した戦いで劉を降し、3Sは19才でナショナル代表の
田児が絶妙なラケットワークで1ゲームをゲット。
大逆転勝利を確信できたところでタイムアップとなり空港へ向かった。
熊本空港のおみやげコーナーは大変充実しており、限定の日本酒などを購入。
飛行機待ちで阿蘇の地ビールと漸く名物「からし蓮根」を食べて肥後の国を後にした。
来年は広島大会、出場権は秋からのリーグ戦そして2月の関東実業団で与えられる。
(今年の戦いは厳しいぞ・・・)
【追記】
デジカメSDカードのその後、カードは購入したばかりだったので販売店やメーカーに
問い合わせるも、新品との交換しかない状態に。。。
データ回復はごく一部のメモリメーカーでは保障しているようだが
安価を売りにしているものを買っていたため、約150枚の写真がパーになるかと思われた。
購入メーカーに紹介してもらったデータ回復サービスも検討、問い合わせをしてみるが、
万単位の費用がかかりそうで諦めていた。
お店に交換に行く前に、もう一度PCのカードスロットに挿してみたら
一瞬フォルダが開いて、その隙にコピーをとることができた!(奇跡)
交換では、購入した店員さんに事情を話して、別メーカーの信頼性の高いカードに
変えてもらうことができた(防水、凍らせても落としても静電気も大丈夫なタイプ)。
これまでメモリカードは30枚近く使っているが、データが入っている状態での
エラーは初めてで、大変焦った。ネットでみると、それなりの確率で発生しているようで
データ回復サービスも結構なビジネスになっている。
もの買うときには、スペックだけでなく信頼性もみなければと大きな教訓になった大会でした。
(仕事で信頼性試験をやっていたのだが ^_^;)
おしまい。