2002年度 NTT通研Bチーム(5部)の結果
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Bチームメンバー@伊勢原体育館(2003.2.15)
- 1戦目 2002.9.21(土) 伊勢原体育館 9:30 日産自動車B、13:30 三菱電機大船A
- 2戦目 2002.11.16(土) 伊勢原体育館 9:30 三菱化工機、13:30 国土交通省
- 3戦目 2002.12.14(土) 荻野体育館 11:30 三菱化学、15:30 旭化成
- 4戦目 2003.2.15(土) 伊勢原体育館 11:30 新日本石油A、15:30 横浜市役所C
- 入替戦 2003.3.15(土)@伊勢原体育館 レポートあるよ。(^_^)/
最終成績: 7勝 1敗(2位)→入替戦相手棄権につき4部昇格
- 1戦目 2002.9.21(土) 伊勢原体育館 9:30 日産自動車B、13:30 三菱電機大船A
荒武@新潟より。
遅くなりましたが、先週末9/21(土)に行われた神奈川実業団リーグ開幕戦@伊勢原のレポートです。
開幕戦前に、連続25年以上登録チームの表彰などセレモニーがあってから
リーグ戦開始となりました。
通研Bは本年度は5部、初日は昨年5部2位の日産および、
6部から一緒に上がってきた三菱大船との戦いでいきなり正念場でした。
しかも西村さん緊急海外出張、奈蔵も勤務と云う厳しい状況。さてさて、、
●NTT通研B 5−0 日産自動車B
伊東・斉藤 2(17-14,13-15,15-5 )1 桜田・小沢
小宮山・徳田 2(15-11,15-8 )0 石渡・千葉
荒武 2(15-5 ,12-15,15-9 )1 小沢
斉藤 2(15-7 ,15-6 )0 桜田
小宮山→徳田 2(17-14,15-8 )0 千葉
1D:どう組むか迷ったが、実績あるペアでやることに。
1ゲーム目から決して負けている訳ではないのだが、相手(特に小沢さん)が前衛のとき、
ネット際に落とすショットがとても正確でぴたりと止まる。あの技はすごい。
ファイナルは相手の足が止まって粘りがなくなって後半連続得点の勝ちパターンだった。
2D:小宮山さん、徳田君とも良いシャトルまわしで打ちきれた。
相手もラリーについてきたが、最後は攻撃できるこちらが勝利。
1S:ダブルスを見ていて、落とすショットに気をつけなければと思っていたが
果たしてそうなった。フォア・バックハンド両方のドロップが
ためがあって、張っていないと全く取れない。特にバックハンドクロス。
1ゲーム目は凡ミスも出してくれたが、安定した2ゲーム目は互角だった。
ファイナルはバック側ライン際へのスマッシュを得点源にして、なんとか振り切った。
2S:こちらもネット際へのショットが非常に上手い。バック奥に追い込んだようにみえて
大きく返されたり、逆転のショットを打たれたりした。
上げさせてスマッシュ中心の攻めができると得点できた。
3S:いつもの(?)パタンで徳田君にシングルスをやってもらった。
ショット力は十分なので、正確さが加わればもっと楽に戦えると思うが、
セティングも制してよく勝ってくれた。
9時40分に始まって、終わったのが13時過ぎだった。
本部にお昼の時間を取ってもらい、2試合目に臨む。。。
2試合目は荒武ダブルス登場の予定だったが、日産戦で消耗が激しかったので
シングルスのみにしてもらった。三菱大船の1試合目のオーダーと、
去年のうちとの対戦結果から、斉藤君に1Sに行って貰うことに。
●NTT通研B 3−2 三菱電機大船A
伊東・斉藤 0( 5-15, 5-15 )2 根岸・西田
小宮山・徳田 2(15-6 ,15-10 )0 松本・谷仲
斉藤 2(15-8 ,15-5 )0 西田
荒武 1(12-15,15-14, 7-15)2 谷仲
小宮山 2(15-7 ,17-16 )0 松本
1D:去年死闘を繰り広げた根岸・西田ペア。
こちらは何が悪いと云うわけでもないのだが、なぜか点が取れない。
差はこちらの落とすショットが足が長く逆に回されてしまったのに対し、
相手のネット前ショットが非常に短く、振られてしまったことか。
試合後根岸さんにはスマッシュやドライブの押すショットが少ないと言われた。
2D:松本さんがBチームからの新規加入だ。最初どう云うプレーか読めなかったが、
徳田君のロングサーブとかも効いて勝利。
1S:去年はシングルス専門の人が出てきたが、今年はエース対決となった。
やはりスマッシュが打てる展開になると断然有利で、ダブルスのリベンジとなった。
2S:去年と同じカード。過去レポを見るとフットワークを使って勝ったとあったが、
今回は消耗が激しく1ゲーム目途中から凡ミス出して取られてしまった。
2ゲーム目、7−13と絶体絶命になったが、ここから相手が打たなくなり
14オールと追い上げた。相手も疲れていたのかセティングを選ばず
サービスオーバーを一回経たのちゲームを制した。
しかし頑張りはここまでで、3ゲーム目は粘ることなくやられてしまった。
実業団シングルス連勝記録が15で止まってしまった。ああっ。
3S:またまた接戦で小宮山さんにまわってきた。
1ゲーム目から好ラリーでこちらがストレートスマッシュで取ると
相手はフォアクロスのドロップでエースを取るなど、なかなか厳しい試合だった。
2ゲーム目、凡ミスが少なくなって追い上げられ、先にマッチポイントを
取りながら追いつかれセティング、逆にゲームポイントを握られ危機が訪れたが、
サービスオーバーを繰り返しながら驚異的な粘りで16オールに持ち込み、
再逆転勝利だった。
こちらのメンバー・対戦チーム共に厳しかった2試合を乗り越え、
5部上位が見えてきた。今回の2チームはすごい攻撃が有る訳ではないが、
ネットを制していると云った感じで、こちらは回しているだけでは決して勝てない。
5部くらいになると、もう楽に戦える相手はいないかもしれない。
次回10月はBチームお休みです。Aチームはいよいよ1部初戦ですね。
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- 2戦目 2002.11.16(土) 伊勢原体育館 9:30 三菱化工機、13:30 国土交通省
荒武@先週末11/16(土)に行われた神奈川実業団リーグ2日目・5部の結果です。
●NTT通研B 4−1 三菱化工機
西村・斉藤 2(15-12,15-4 )0 戸川・冠木
伊東・徳田 2(14-17,15-11,15-6 )1 宮坂・古田土
荒武 2(15-3 ,15-2 )0 出原
斉藤→西村 2(15-11,15-9 )0 高橋
小宮山 0( 9-15, 8-15)2 戸川
1D:ドライブ系の上手い相手。1ゲーム目はこちらのペアがシャトルを
掴みきれずにフレームに当ててばかりだった。
相手の持ってきたシャトルがブリジストンで、番号が若いのかあまり飛ばなかった。
2ゲーム目になると相手のガットが切れたり、ラケットが折れたりして
一緒に集中も切れたのかあっさり風味で勝てた。
2D:2人とも長身で年輩の方と若手の面白いペアだった。
こちらが前半リードするのだが、だんだんと追いつかれて
1ゲーム目はゲームポイントを取りながらやられてしまった。
相手を振るはずのロブが前で捕まってしまった。レシーブにもう一工夫欲しい。
2ゲーム目以降もそんな感じだったが、プレイが安定してきて逆転できた。
1S:トレーニング不足だったのと前日右足を痛めていたので速攻を仕掛けた。
ラリーになると互角なのだが、ショートサーブで崩すことができ、
3球目までで決めるパタンでとれた。
2S:メンバーチェンジで西村さんに出てもらった。
相手はつないでくるタイプで、ネット前は高くはないが丁寧だった。
西村さんもちょっとシャトルを見送るシーンもあった。
ただ、バックハンドがテニス打ちっぽい感じで後半はそこも狙っていたか?!
途中で登場した奈蔵と草場さんも加わって大人数で応援。勝利。
3S:彼がエースでしょう。良く動き、強いショットを連発していた。
バック側のレシーブが多彩で結構追い込んだような位置から、
パコーンと高いロブが上がったりする。
小宮山さんはサイドスマッシュで攻めていたが、
体調不調と云うこともありやられてしまった。
●NTT通研B 5−0棄 国土交通省
前日、国土交通省の人から電話がきてちょっとびっくりしたが、
バドミントンの件だった。人数がそろわず棄権とのことだった。
4戦全勝で折り返しですが、全勝チームもいるのでまだまだ気が抜けません。
次は12/14厚木体育館です。
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午後はBチーム全員と偶然居合わせた県警の遠藤さんと
小体育館で練習をした。
奈蔵のダブルスが予想以上に上達していた。
参考の為に伊勢原の小体育館の使用について。
午後は2つのパートに分かれていて、
13:00-
15:00-
の2時間単位で使用可能。開始時間5分前くらいに放送が入るので
そこで希望者が集まって、多ければ抽選。
少なければ、そのまま使用券(\200-/人)を購入する。
広いが3面分しかない。
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- 3戦目 2002.12.14(土) 荻野体育館 11:30 三菱化学、15:30 旭化成
Bチームの伊東です。
12/14(土)に行われた神奈川実業団リーグ5部、Bチーム3日目のレポートです。
(少し長文になってしまいましたので、しかるべき時にでも読んでください。^^))
いろいろありましたが、予想以上に苦戦を余儀なくされ、壮絶な戦いとなりました。
まさに団体戦の醍醐味、Bチーム一丸となった死闘でした。
○NTT通研B 4−1 三菱化学A
西村・斉藤 2(15-13,15-10 )0 高野・狩野
伊東・徳田 2(15-6,15-11 )0 安良城・西本
奈蔵 2(15-5,11-15,15-6 )1 勝尾
斉藤 2(15-2,15-3 )0 高野
小宮山 1( 2-15,17-14,5-15 )2 西本
1D:相手は通常のスピード感あるダブルスとは異なり、ゆっくりした独特のペース
でカット、ネット系プレーを中心に攻めてきた。こちらはペースが掴めずに前半大きく
リードされてしまうが、持ち前の粘りで盛り返し、シャトル回しに慣れてくると、独自
パターンを作り出して接戦を制した。
2D:長身の方(西本さん)が攻撃力、技術力ともにあり、実質的なエースであろう。
序盤はこちらもミスがあったが、落ち着いて粘るプレーができるようになると、相手
が強引な決めショットを多用するようになり、精度が高くなかったお陰で取ることが
できた。しかし、2ゲーム目、特にライン際のスマッシュは良く決められ、若干受身
的な展開になったことは今後の課題であろう。
1S:奈蔵君の昨年の怪我(2001.12.15)からちょうど1年、満を持しての復帰戦で
あった。相手はシングルエースである若い勝尾さんで、足の運びが非常にスムーズ
であった。1ゲーム目は異常に長いラリーが続いたが、中盤に相手が崩れて取る
ことができた。2ゲーム目は相手のネットに落とす決め球が非常に精度が高くなると、
粘るラリーで苦戦を強いられたが、ファイナルは気力でスマッシュを多用し制した。
しかし、この点差以上に長いラリーが伏線になっていく。
2S:勝負がついてメンチェンも考えたが、次の旭化成戦で重要となるかも知れない
シングルスの調整も兼ね、斎藤君に予定通り戦ってもらった。相手はカット、ネット系
の得意な1Dの高野さん。勝負がついていたこともあり、高野さんの本来の粘りはなく
ショット練習のようなプレーを仕掛けられたが、慌てずにあっさり取ることができた。
3S:エースの西本さん登場。体型に似合わずフットワークも良く、リーチが長いので、
小宮山君のラインスマッシュを伸びてネットに返せるため、序盤から苦戦が続いた。
2ゲーム目はペースを変えてクリアで振る展開になると7−12から盛り返し、セッ
ティングに追いついて粘って取ることができた。ファイナルは流れで持っていかれたが、
2ゲーム目の挽回して逆転できた粘る展開が伏線となっていく。
という事で初戦は4−1で三菱化学Aに勝利できたが、次の対戦相手の旭化成は
この三菱化成に5−0で勝っている事が分かり、気を引き締めて戦うことを考えながら
昼食を取る。あまり余裕はなく、20分くらいでコールされた。
○NTT通研B 3−2 旭化成
西村・奈蔵 0(7-15,8-15 )2 中村・番
伊東・徳田 1(15-6,11-15,13-15 )2 桜井・久次
斎藤 2(15-6,15-10 )0 浅野
奈蔵 2(15-13,2-15,15-11 )1 番
小宮山 2( 4-15,15-8,15-3 )1 中村
1D:番さんは東京葛飾で、草場さんと互角に戦っており、ダブルスよりもシングルス
プレーヤーである情報を得ていた。しかし、ダブルスにおいても中村さんの組み立て
が上手で、番さんの気迫あふれる声が響く展開となった。こちらは進境著しい奈蔵君
のダブルスに期待したが、コンビネーションで空回りする場面も見られ、終始、相手
ペースでゲームを取られてしまった。ロングサービスでかき回された感もある。
2D:1Dが意外にあっさり取られ、なんとしても2Dは取らなければならない展開に
なった。相手の桜井・久次ペアは川崎の旭化成練習でも個人的には良く対戦して
おり負けたことが無かったので、大事に行こうと思う消極さが、かえってリズムを乱
したかも知れない。1ゲーム目はあっさり取れたが、2ゲーム目にどこかに隙があり、
接戦を落としたことがファイナルにも引きづられていた。今後の重要課題である。
ここで、ダブルスを2つ落とし、チームは悲壮感漂う状況になってしまった。今まで
のBチームではダブルスは通常は2つ取り、最悪でも1つは取っていたので、2つ
落とした戦いは初めての経験であった。しかし、この雰囲気を見事に払拭してくれた
のが元気な1Sの斎藤君であった。
1S:斎藤君の相手は粘る老獪なプレーが身上の浅野さん。相手のペースに持ち
込ませずに早い展開で1ゲーム目を取ることができた。2ゲーム目は、1ゲーム目
に飛ばした反動で、斎藤君にも若干疲労が見えたが、粘るラリーにも精神的に
切れずに、強気の攻めで確実に取ってくれ、首の皮をつないだ。この強気の攻めの
姿勢で勝利を収めたことが、淀んだチーム内の空気を一掃して希望を与えてくれた。
2S:奈蔵君のシングルスは1Dのリベンジ戦となった。番さんはネット処理が上手く、
ラインスマッシュとクロスカットの絶妙なコンビネーションでノータッチを奪うなど、
序盤からゲームを支配して11−4と一方的にリードしていた。しかし、ここから気力
で粘る奈蔵君は長いラリー勝負を挑み、番さんのラインスマッシュの精度が落ちて
くると11−11と追いつき、接戦で1ゲーム目を取ることができた。2ゲーム目は早い
攻めを仕掛けた番さんが一方的に取り、ファイナルは文字通りの気力勝負となった。
序盤に0−4とリードされ、ここで長いラリーを取ると、一気に8−5でチェンジエンド
に持ち込んだ。しかし、屈伸を繰り返したり、一発ショットを多用してきたので足が
心配であったが根性で取ることができた。試合数が多かったため足が吊りそうだっ
たようだが、この棄権寸前の勝利はチームに大きな希望を与えた。
隣のコートでは三菱鎌倉Bと横浜市役所Aの壮絶な戦いが繰り広げられており、
静かな体育館に響く声には少し勇気をもらった気がした。
3S:首の皮でつなげて最後の3シン勝負となった。小宮山君は緊張からか1ゲーム
目は動きが硬く、序盤にいきなり3−11とリードされ、あっさり取られてしまった。
しかし、2ゲーム目直前に山岸さんとBチームメンバーの応援とアドバイスを受けて、
スマッシュ中心の組み立てにすると、動きが格段に良くなって、一進一退の攻防、
8−8から抜け出して取ることができた。ファイナルは同様のラインスマッシュとドリ
ブンの組み立てで終始主導権を奪い、一気に得点を重ね勝利した。これで死の淵
から甦り、ダブルス2つ取られてから0−2からの大逆転勝利を収めることができた。
#今回の戦いでは課題はありましたが、追い込まれはしましたが、最後までチーム
#一丸となって諦めずに戦ってもぎ取った勝利なので、非常に大きな意味があると
#思います。これで、6戦全勝となり上位が見えてきました。しかし、2月の最終戦
#では同じく全勝の横浜市役所Cとの対戦が控えていますので、しっかりとした
#準備をして戦いたいと思います。
旭化成戦の死闘が終わると、時計は8時に届こうとしており、4時間以上戦った
後の体育館は閑散と、三菱鎌倉の選手も既に撤収していた。事務局の机には1人、
泉さんが寒そうに残っていたが、結果報告書を提出すると一言呟いて、いたずら
そうに、丸い目でにやっと笑った。「おぉ、勝ったか!」
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- 4戦目 2003.2.15(土) 伊勢原体育館 11:30 新日本石油A、15:30 横浜市役所C
荒武@(;_;) 2/15(土)実業団5部最終日結果です。
予想通り横浜市役所(命名:ゴブサップ by奈蔵)との全勝対決になりましたが、
残念ながら実に実に惜しい敗戦となってしまいました。
●NTT通研B 3−2 新日本石油A
西村・斉藤 1(15-8 ,11-15,13-15)2 石田・泉
伊東・徳田 2(15-7 ,15-3 )0 上村・加賀谷
荒武 2(15-8 ,15-11 )0 石田
奈蔵 2(15-8 ,15-2 )0 上村
小宮山 0( 6-15,10-15 )2 加賀谷
リーグ順位には関係ない消化試合だが、横浜市役所戦を見据えて
無理はしないが手抜きなしで行こうと云うことになった。
隣では、その横浜市役所と日産が試合をしており、
市役所の人もこちらの試合を見ていたりした(実はよく観察されていたみたい)。
1D:連盟の泉さんが若手と組んで出てきた。
1ゲーム目は相手のミスで得点を重ねたが、
2ゲーム以降は殆ど互角のラリーとなった。
最初は笑顔もあったりしたが、接戦になるとさすがに次の試合を考えるような
感じではなくなり、熱い戦いを演じた。
こちらの決めパタンは斉藤君のスマッシュ打ち抜きと
西村さんのドライブ前衛抜きだったが、やられるパタンは
泉さんのシャトル回しでかわされ、上げたところを石田さんが決める感じだ。
本人もシャトルが当たらん、当たらんと言っていたように、
西村さんの強打が今ひとつだった。
持ち寄りシャトルが向こうは5番、こっちは4番で
5番を使ったときにプッシュオーバーが誘発されるなど混乱もあった。
ファイナルは13−10とリードしていただけに惜しい試合であった。
2D:高速スマッシュの威圧感ある2人組、しかし伊東・徳田ペアは
まるで何かにとりつかれたように、なんなくスーパーレシーブして自滅させた。
1ゲーム目はこちらのサーブミスとか続いたので、
競られることもあったが、2ゲーム目は集中して
つけいられることなく勝利した。
1S:ダブルスが競って疲れているだろう石田さん、
相手の強打とドリブンクリアが厳しいので、1ゲーム目はハイクリアと
ドロップで十分に回して取った。
2ゲーム目はショートサーブ中心の攻めに変え、
一気に突き放そうと云う作戦が当たり10−4までは順調だった。
そこからラウンド側への鋭いショットやバックハンドでこちらのフォアに流す
フェイントにはまってしまったりして、追いつかれたので、
再びロングハイサーブからのだらだらバドを展開した。
13−11で粘られ7回サービスオーバーを繰り替えたが、
最後2点はミスってくれて取れた。
ネット勝負で逃げなかったのが良かったと試合後伊東さんに言われた。
2S:先ず驚いたのは、さっきまで試合をしていた石田さんが
主審をやったことだった。石田さんは2Dも主審だ。大活躍。
1ゲーム目は何か動きが悪く、スマッシュも外したりしていたが、
徐々にカンを取り戻すような感じで取った。
2ゲーム目は、最初サービスオーバーを繰り返し危なげだった。
そこを抜けると相手も切れた感じで一気に突き放して勝利。
後で聞いたら、いつもはしていないコンタクトを初めて装着して試合に出たら、
見えすぎてかえってやりづらかったらしい。
3S:加賀谷さんは2Dでの高速スマッシュが印象的で、
シングルスではさらに、同じ様なフォームからのふわっとドロップがあり、
これに大分苦しめられた。テニス打ちのようなプレイだった。
小宮山さんはちょっと不調で、ロングドライブをネットにかけたり、
サイドスマッシュをラインから出したりしていまいちであった。
チームの勝利が決まっていたし、順位にも関係なかったので
モチベーションが上がらなかったかも。
泉さんには試合前に「4−1で通研が勝つよ、荒武が勝てば5−0だな。」
と失礼?なことを言われていたが、妙な具合に予想を裏切った。
競りはしたが、勝利し、いよいよ横浜市役所との全勝対決となった。
お昼はちょうど食堂が終了していたので、買い出していたものを
みんなで頬張り、横浜市役所の分析をする。
そこで判明!、横浜市役所Cのメンバーは2人を除き元2部に居たメンバーだった。
●NTT通研B 2−3 横浜市役所C
西村・斉藤 1(15-17,17-14,10-15)2 境野・高橋
伊東・徳田 1(15-12, 3-15, 7-15)2 鍋島・杉崎
荒武 2(15-0 ,15-0 )0棄 高橋
奈蔵 2(15-10,15-7 )0 鍋島
斉藤 0( 7-15,12-15 )2 森
試合前、基礎打ちのときに我々のフォームとか特徴とかを観察していたようだ。
おそるべし情報収集力&分析力!
市役所メンバーは体育会系の感じで、これまでにないかけ声とかも出た。
すごいのは味方にも厳しい激の声がかかることだった。
1D:まさに手に汗握る死闘!
お互いまっとうなすごい攻防をしているのだが、ラリーが長い!
西村さんのスマッシュも走ってきて、斉藤君もガンガンに打っているのだが
なかなか決めさせてくれない。相手は若い方の高橋さんがミスも少なく
スマッシュ、ドライブを炸裂させていた。
1ゲーム目12−14からセティングに持ち込み逆転したのだが、
再逆転され取れなかった。これが大きかった。
2ゲーム目は逆に先にゲームポイントを掴み、追いつかれ、
セティングは連続ポイントでゲット。
後半からスマッシュにクロスカットを混ぜてエースとか取れたのも大きかった。
途中、斉藤君のサーブタイミングが早いと相手が主審に詰め寄っていたら、
相手ペアの一人が「(反応する)おめーが悪いんだよ!」とツッコミを入れていた。おそろし〜
この時点で既に1時間近く経っていた。3ゲームで1時間と云う試合は
そう珍しくはないが、2ゲームでこれだけ時間が経つのは経験がない。
インターバル5分は十分に取り、こちらの2人も相手の境野さんも座り込んでいた。
でも高橋さんだけは、一度も座ることなく立ったままだった。体力あるなあ・・
3ゲーム目はミスも重なり3−11と一方的に取られ絶体絶命と思われたが、
そこから斉藤君がスマッシュに変化をつけ始めると10−13と急激に追い上げた。
しかし、本人も言っていたように戦術を変えるのに気付くのがさすがに遅く、
14本目はネットインもあって、押し切られてしまった。
試合後、西村さんは手とか足の表側がつってしまったらしい。
2D:こうなると負けられない2Dだ。
こちらも凡ミスの少ない非常に好ゲームだった。
1ゲーム目は相手が硬くなっていたのもあり、取ることができた。
この時、既に時間が6時近かったので1Sと2Sを平行でやろうと
提案があり、私も準備を始めた。
ところがこの直後相手チームの高橋さんが、アキレス腱の違和感を訴え
1Sを棄権すると言ってきた。高橋さんには悪いが、超ラッキーだと思った。
西村・斉藤が両者リングアウトに持ち込んだ形だ。
さて、ダブルス2ゲーム目はゲーム開始で一気8点に失い、自分たちのペースが掴めず
あっさり風味で取られてしまった。
3ゲーム目に入るとシーソーゲームだったが、7−8と相手にチェンジエンズ
されるとそこから流れを変えることができなかった。
守備は安定しているのだが、攻撃に転じたときに穴ができてしまう。
この辺が課題だろう。
2Sと3Sは平行試合だった。
3Sの森さんはシングルス専門でダブルスの試合中も空いたコートで黙々と
サーブ練習をしていたのが実に不気味であった。
そして、疲れの見えた斉藤君が老獪にシャトル回しする森さんに苦しめられ、
置きにいくようなショットが完全に読まれてしまった。
2ゲーム目はかなり粘り、相手の動きも衰えてきたのだが
さすがにダブルスの消耗が激しくやられてしまった。
2Sのなぎーはコンタクトをはずしたせいか、午前中の試合とは打って代わって
ミスの少ないシングルスで勝利した。
相手の鍋島さんは、こちらも逆にダブルスで消耗していて、
後半はなぎーのひとり舞台だった。
全勝対決にやぶれはしたが、今シーズン2位。総力戦を皆十分に戦った。
入れ替え戦の相手は今週末の4部最終戦まで分かりませんが、
個々人のレベルアップを計り、さらにダブルスの強化をして臨みたいと思います。
強化練習も開催しますので、宜しくお願いします。
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- 入替戦 2003.3.15(土)@伊勢原体育館
NTT通研B(5部2位) 3−0棄権 東芝浜川崎A(4部8位)
2部行き入れ替えトーナメントは2部チームが残留したため、
NTT通研チームの4部昇格が確定しました。ちゃんちゃん。(^_^)/
以下、会場に全日本実業団の必要書類とかとりに行ったついでに
入れ替え戦観戦して来たレポート。
********************
3/15(土)伊勢原体育館にて実業団入れ替え戦が行われました。
通研BチームとDチームが関係するのですが、
両方とも対戦相手が棄権となり、順調に5部→4部、8部→7部と昇格です。
9時10分から式典を行う予定だったが、少しおして始まった。
リーグ戦閉会式と表彰、記念撮影、2部トーナメントくじ引き等があり、
10時から入れ替え戦が始まった。
★結果(記録できたものだけ)
1−2部入れ替え戦
入れ替え戦は3試合先取で、3試合取ったら団体戦打ち切りであるが、
1部−2部の戦いは壮絶で、どちらとも第3シングルスのしかも接戦にもつれこんだ。
なぜか三共の照屋さんが二階席で観戦していた。
●東電神奈川A 3−2 NEC相模原
(1部9位) (2部1位)
小林・加藤 0(12-15, 1-15 )2 土田・森川
鈴木・津滝 2(15-2 ,15-7 )0 月岡・内山
加藤 1(15-13, 7-15,11-15)2 森川
津滝 2(15-9 ,15-13 )0 土田
鈴木 2(15-10,15-9 )0 内山
とても緊迫感、応援合戦のある試合となった。
森川さんが2ポイントあげて入れ替え成るかと思ったが、
第2、第3シングルスの接戦が取れなかった。
これが終了したのが13時過ぎくらい。
●三菱電機鎌倉B 3−2 日産自動車A
(1部8位) (2部2位)
片山・古内 1(12-15,15-5 ,14-17)2 鈴木・田辺
金沢・角津 0( 4-15, 9-15 )2 松成・小林
三井 2( 3-15,15-8 ,15-4 )1 鈴木
角津 2(15-5 ,11-15,15-7 )1 田辺
古内 2(15-13,15-9 )0 松成
第1ダブルスからものすごく緊迫した試合だった。
片山・古内ペアはファイナル14-9とマッチポイントを取ったのだが、
そこで相手のスマッシュレシーブを片山さんが見送ったらギリギリ入ってて
打ち損なってしまい、そこで流れが変わってしまった。
8ポイント連続で取られ、逆転負け。勝負はオソロシイ。
第2ダブルス、第1シングルスの1ゲーム目とあっさり目に取られ、
絶体絶命かと思われたが、そこから三鎌Bの逆転劇が始まった。
何とダブルス2つ落としながら、シングルスで盛り返し1部残留を決めた。
1ポイント毎に応援がすごく、これぞ入れ替え戦と云う雰囲気だった。
これが終了したのが、さらに遅く13時半くらいだった。
●三菱化学A 3−1 日立ESD
(5部8位) (6部2位)
安良城・高野 2(11-15,15-8 ,15-8 )1 金野・岡島
狩野・勝尾 1(15-6 ,11-15, 9-15)2 内田・田部
高野 2(15-10, 9-15,15-10)1 金野
勝尾 2(15-12,15-12 )0 田部
狩野 打ち切り 内田
これもすごく長い試合をやっているなと思っていたら3試合ファイナルだ〜
日立さん、惜しかったですが、上位チームで抜けそうなのもあるので
もしかしたら来年度繰上になるかもしれませんね。
●味の素 3−2 日本飛行機
(6部8位) (7部2位)
竹花・岸田 0( 7-15, 5-15 )2 小澤・島田
岩田・溝上 2(15-6, 15-5 )0 本田・倉本
竹花 0( 2-15, 1-15 )2 小澤
岩田 2(15-9 , 8-15,15-10)1 本田
溝上 2(15-3 ,15-3 )0 倉本
岩田さんのシングルスがキーとなる試合だったようですね。
味の素残留です。
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★2部行きトーナメント
2部8位と9位、3部1位と2位、4部以下の優勝7チーム、
計11チームを2グループに分けて、トーナメントで勝ったところが
翌年の2部に組み込まれるシステム。
今回は10部優勝の新日本石油Bが棄権だったので、
10チームを2つに分けて試合が行われました。
抽選方法ですが、先ず2部8位の横浜消防AがAグループかBグループかの
くじを引き、Aグループだったので、Aの5つの席を巡ってさらにくじ引き。
2部9位の松下通信は自動的にBグループで、5つのうちからくじ引き。
3部1位の日立戸塚Bも自動的にBグループで、残り4つからくじ引き、
3部2位のNEC玉川Aも自動的にAグループで、残り4つからくじ引き。
以下、4部優勝チームからA・Bグループごちゃまぜのくじ引きとなります。
2部下位、3部上位がシードになる訳ではないようです。
また、今回は横浜消防AとCが同じAグループに入りましたが、
同じチーム同士の対戦等は考慮されない(単純にくじ引きの結果通り)だそうです。
●Aグループ
横浜消防C ─┐
神奈川県庁B┐├┐
├┘│
横浜消防A ┘ ├☆
富士フィルム┐ │
├─┘
NEC玉川A┘
1回戦 横浜消防A 3−? 県庁B
2回戦 横浜消防A 3−? 横浜消防C
NEC玉川A 3−2 富士フィルム
決勝 横浜消防A 3−0 NEC玉川A
例年台風の目となっている富士フィルムですが、
残念ながら一歩及ばずでした。でも力的には十分2部・3部クラスです。
NEC玉川A 3−2 富士フィルム
(3部2位) (9部1位)
塙・菊池 1( 9-15,15-11,12-15)2 瀬戸・勝又
細川・田中 2(15-13,15-6 )0 斉藤・西岡
山本 2(15-10,15-12 )0 勝又
細川 1(17-16,12-15,13-15)2 斉藤
菊池 2(15-5 ,15-1 )0 梅田
総力戦だった。特に第2シングルスは手に汗握る接戦だった。
細川君は鈴木君@通研Dの後輩だったか、ダブルスプレイヤーの
シングルスと云った感じでスマッシュをばしばし打ちまくった。
富士の斉藤君も最後の緊迫したゲームの中厳しいショットをよくしのいだ。
試合後足がつってしまったらしい。
斉藤君@通研Bの北大の後輩であるNECの菊池君は、
前に会った時よりも動きにキレがある感じでした。
この試合は、終わったのがなんと14時過ぎ!!!
残念ながら、NECは消防Aに負けてしまったらしい(今菊池君から電話貰いました。)
ですが、来期3部の優勝候補であるのは間違いないでしょう。
●Bグループ
東芝柳町A ─┐
日立戸塚B ┐├┐
├┘│
横浜市役所C┘ ├☆
千代田化工A┐ │
├─┘
松下通信 ┘
1回戦 日立戸塚B 3−1 横浜市役所C
2回戦 日立戸塚B 3−?(多分) 東芝柳町A
松下通信 3−0 千代田化工A
決勝 松下通信 ?−? 日立戸塚B
松下通信がリーグ戦2部9位とは信じられない今シーズンの結果、
全部良い試合をしながら全敗してしまったようである。
6部優勝の千代田化工とどのくらいになるのか楽しみだったが、
3−0で圧勝。川野辺さんは第1シングルス小田切君(かなり強い)に
0と3の完勝だった。
決勝はダブルス1:1らしい。最終結果は連盟の発表を待ちましょう。
> 松下通信残留しました。
連盟の方でも話題になったのは、実業団リーグの同一リーグのチームは
だいぶレベルがそろってきたと云うことである。
2部は混戦、それ以下も明らかにレベルの違うチームは
富士フィルムとNEC横浜あたりだろうか。
最後に、NTT通研は今期リーグ戦1部4位となり、
今年の全日本実業団@岡山の推薦を正式に受けることとなりました。
来期も頑張りましょう!
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