2003年度 NTT通研Bチーム(4部)の結果
up-date 2004.9.25
最終成績: 8勝 0敗(優勝)
1戦目 2003.11.15(土) 伊勢原体育館 11:30 日揮A、15:30 NTT神奈川
Bチームの伊東です。
11/15(土)に行われた神奈川実業団リーグ4部、Bチーム開幕戦のレポートです。
(長文になってしまいましたので、しかるべき時にでも読んでください。^^))開幕初戦
は予想以上に苦しい戦いとなりましたが、なんとか競り勝ち、続く試合には快勝でき
ました。強化練習の成果でしょうか?^^)新戦力の本田君も重圧を撥ね退け伸び伸び
とプレーできていました。
○NTT通研B 3−2 日揮A
伊東・斉藤 2(7-15,15-10,17-16 )1 依田・鈴木
西村・徳田 2(15-11,15-8 )0 赤間・小野
本田 0(7-15,5-15 )2 鈴木
斉藤 2(15-11,15-5 )0 赤間
小宮山 0( 5-15,3-15 )2 依田
1D:エースの鈴木さんはサウスポー長身で、迫力はないが技巧的なプレーを得意
とする。依田さんは落とすのとネットが上手くトッパンになると、見た目以上に有利な
体制になる。第一ゲームはアップ不足で動きが悪いこともあり簡単に取られた。第2
ゲームになるとレシーブポジションの修正と早い展開に持ち込み取ることができた。
ファイナルは気負いからか一気に2−10までリードされたが、ここから集中して粘る
レシーブでゆっくりと勝機を伺うと、8−13から14−13と逆転できたが、相手
もよく
集中できていて、またも逆転でセッティング14−16でマッチポイントを握られた。
しかし、サービスオーバーを2度繰り返し集中して凌いでなんとか17−16で勝利
できた。結果的にはこれがこの対戦で最も大きなポイントになった。
2D:第一ゲーム序盤はこちらは攻めながらも、イージーミスが出て意外に競る展開と
なったが、それでも相手から崩された得点は決められてはいなかった。その後冷静に
無理な攻めは控えるとミスも減り、得点以上に楽な勝利となった。夜勤明けの徳田君
は初めは辛そうだったが、徐々に調子を取り戻して、スマッシュが面白いように決まり
始めた。第二ゲームは常に主導権を握った戦いができていたので、安心して見ていら
れた。この試合は先日の強化練習の成果が出たかも知れない。
1S:新戦力の本田君のデビュー戦はエース鈴木さんとの対戦となった。ダブルスの
消耗を期待したが、シングルスになると、更に鈴木さんは楽しそうにプレーしていた。
本田君の攻めのショットは、かなり追い込んではいたが、鈴木さんは追い込まれて
からのフェイント気味の逆転のショットを多彩に持っているため、形勢逆転の展開が
多く見られた。しかし本田君もエースに胸を借りる調整の試合と位置付けたのか、
もてるショットは総て試しているようで、負けはしたが午後の試合で良い形で表れた。
2S:斎藤君の対戦は2Dの赤間さんで、やはりシングルスの方が得意のようだった。
序盤は斎藤君のサーブの調子が悪く、迷いから無理な攻めでのミスが多かったが、
第一ゲームは競りながらもなんとか取ることができた。第二ゲームになると、相手
チームは、シビアなジャッジクレームが多く見られるようになり、あまり雰囲気は良く
なかったが、これに逆に斎藤君が集中してくれて、動きが格段に良くなって圧勝した。
集中力の差が顕著に表れた試合だった。これでチームの勝利が決まった。
3S:既に勝負は決まったが、ポイント勝負を考えるとやはり取りたい試合だった。
小宮山君の相手は、やはりシングルスが得意そうな依田さんだった。カット、ネット
処理が上手く、更にレシーブも工夫しながら返す、最もやりにくいプレースタイル
だった。小宮山君のいつものラインスマッシュから相手を崩すプレーがうまく機能
していなかったので、いろいろ工夫したが、効き目が無かった。ダブルスの消耗が
もう少しあれば、振る展開で勝機があったかも知れない。
という事で開幕初戦は3−2で辛くも日揮Aに勝利できた。ダブルス、シングルス
共に楽には勝てない展開だったので、改めて4部リーグの今後の対戦について
気合を入れながら食事をとる。あまり余裕はなかったが、ほぼ予定通り15:30に
コールされ、次のNTT神奈川戦を迎える。
○NTT通研B 5−0 NTT神奈川
伊東・斉藤 2(15-9,15-10 )0 矢崎・伊藤
西村・徳田 2(15-5,15-6 )0 半田・斉藤
本田 2(15-8,15-12 )0 伊藤
小宮山 2(17-16,15-4 )0 斉藤
斉藤→徳田 2( 15-12,15-11 )0 半田
1D:NTT神奈川は以前は3部で活躍していたが、メンバー異動などの戦力ダウン
などもあり4部の常連となってしまった。この日はベテラン2人を含む4人ギリギリ
での対戦となった。若手の伊藤さんはスピードもテクもあり光るものを持っている。
これに対して矢崎さんは速さはないが確実性の高いミスのないプレーでラリーの
長い試合となった。日揮戦でシビアな戦いをしたためか、序盤から集中できていて、
競りながらも攻め続けリードをキープしながら勝利できた。
2D:1Dの内容が意外にも(?)良かったためか、2Dのプレー内容も良かった。
ベテラン技巧派の2人に対して、若さあふれる攻めを試みた。斉藤さん、半田さん
ともにあまり動かず、バック側はラウンドで取らず、必ずハイバックで取る。しかし、
コースが限定されているため、バック側に振ったシャトルはこちらのヨミで、常に
主導権を握る展開となった。半田さんのフェイント気味の返球に時折、苦労したが、
スマッシュ、ドライブともにミスが少なく、全体的に危なげなく快勝できた。
1S:本田君の相手は若手でスピードとテクのある伊藤さん。伊藤さんはダブルス
で少し消耗したのか、ミスが多い面もあったが、本田君の攻めが良かった。ドリブン
で振りながら、時折サイドスマッシュを混ぜる展開は攻撃的なシングルスで安定感
があった。ライン際にうまく振れていて、サイドアウトが滅多になかったので、点数
以上に快勝であった。これで、本田君は嬉しいチーム加入初勝利となった。
2S:小宮山君の相手はベテラン技巧派の斉藤さんだった。早い展開とネット前に
弱点があるため、序盤は小宮山君ペースだったが、攻め急いだのかアウト、カット
ミスが増えると逆転され、11−14でゲームポイントを握られた。しかし粘って3回
サービスオーバーを繰り返し追いつき、また引き離されてセッティングで14−16
と再びポイントを握られたが、またも3回凌いで追いつき逆転で取ることができた。
ポイントを握られても集中できていたことは大きい。こうなると第二ゲームはあっさり
取ることができた。
3S:勝負が決まったこともあり、今後も考えて徳田君にメンチェンで出てもらった。
相手はベテラン技巧派、特に返球にフェイントが入る半田さん。ラリーは長かったが、
攻め続け、トリッキーな返球にもよくついていけていた。点数は連続して一挙に2,
3点ずつくらい動く大味の展開だったが、競り勝ってくれて、結局チームとしては
予想外の5−0勝利で、ポイント勝負になった場合この勝利は大きいかも知れない。
#幸いにも開幕2連勝とはいえ、日揮戦を見る限りでは、これから気を抜けない
#苦しい戦いが続くことが予想されます。次の12月の対戦は3週間後で、あまり
#間隔はありませんが、しっかりと調整して戦いたいものです。
NTT神奈川戦が終わり、ネット、ポールを片付けると、横のコートでは通研Cチーム
が栗田と激戦を繰り広げていた。Cチームに声をかけて事務局に向かうと、泉さんが
しゃがみながら、遠い目でCチームの戦況を見ていた。Bチームの結果報告書を提出
すると「おぉ、お疲れ〜。」と一言呟いたが、目は遠いままだった。心の声は聞こえ
なかったが、だいたい内容は分かった気がした。
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2戦目 2003.12.6(土) 伊勢原体育館 9:30 川崎市役所、13:30 東芝浜川崎A
Bチームの伊東です。
12/6(土)に行われた神奈川実業団リーグ4部、Bチーム第二戦のレポートです。
午前の対戦は激戦ながらも辛くも勝利を収め、午後の対戦は棄権勝ちでこの日
は2勝できました。^^)/
○NTT通研B 3−2 川崎市役所
伊東・斉藤 1(11-15,15-13,2-15 )2 小峰・片桐
小宮山・徳田 2(17-14,15-9,15-9 )1 加藤・石渡
本田 0(8-15,8-15 )2 片桐
奈蔵 2(15-10,8-15,15-9 )1 石渡
斉藤 2( 8-15,15-7,15-4 )1 小峰
#戦前の情報収集から強敵だと認識しており、片桐さん、石渡さんダブルエースを
#如何に崩すかが課題でした。結果は予想通りほぼ互角の戦い、ほとんどの試合
#がファイナルにもつれこむ、3シン勝負の大接戦になりました。試合中は午前
#第一試合をスッポかされた横浜市役所Cが暇そうに我々の戦い振りを分析して
#おり、小声のやじと余計なアドバイスをたくさんいただきました。^^)
1D:序盤は順調にリードできたが、途中で緩むと連続得点を許し焦ってミスが出て
くる悪循環があった。第二ゲームはなんとか粘って建て直したが、ファイナルは負け
られない重圧から無理なプレーが続き、流れが止められず持っていかれてしまった。
この辺りが課題であろう。
2D:上げない展開でラリーが長い好ゲームとなった。サウスポー技巧派の石渡さん
にネット勝負の加藤さん、こちらは徳田君の有効なハーフと小宮山君の強打で落ち
着いた試合展開となった。序盤はこちらにもミスがあったが、修正すると、若干、相手
チームのミスが目立つようになり見事に勝利できた。
1S:フォアの得意な高速スマッシュの片桐さん登場。本田君は左右に上手く振れて
いたが、相手のライン際スマッシュとジャンピングカットで主導権がなかなか握れずに
ラリーは長く続いたが惜敗だった。
2S:サウスポー技巧派の石渡さんはタメ打ちフェイント系で、追い込まれても巧みに
エースを取る技術を持ってた。クリアー、ドロップ、ネットと両者とも粘ったプレー
で長い
ラリーが続きスタミナ勝負となったが、なんとか粘って奈蔵君が取ってくれた。
3S:派手さはないがつなげるプレーの小峰さんとの3シン勝負になった。齊藤君は
序盤は自分との戦いでだいぶ苦労していたが、中盤からはリバースカットが面白い
ように決まるようになり、これで持ち直したのか相手チームのの大声援をものともせず、
思い重圧のなか頑張って取ってくれた。
#試合開始はほぼ9:30で終了したのが14:30に近く、約5時間の戦いを勝利
できた
#歓喜の我々とは対照的に川崎市役所は暗く、下を向いて頭を抱えている選手もいま
#した。横浜市役所Cは暇を持て余しながらも楽しそうにニコニコしながら、我々の戦い
#をいろいろと細部に渡って総括してくれました。^^)彼らもだいぶうちのチームを意
識して
#いるようで、順調に行けば2月の最終戦に雌雄を賭けた戦いになるかもしれません。
#そうなると昨年度の5部決戦と同じ状況なのでなんとかリベンジしたいと思ってい
ます。
次の対戦チームはやはり現れず、棄権勝ちとなった。しかし、ルール通り事前連絡は
欲しい物である。
○NTT通研B 5−0 東芝浜川崎A (棄権)
#これで年内4戦全勝となりましたが、来年早々から「いばらの道」はまだまだ続き
ます。
棄権勝ちの結果報告書を事務局に提出に行くと珍しく泉さんは不在だったが、退出
のためにドアを開けようとすると、汗で光る顔の泉さんに会ったので軽く会釈した。
緊張感のある眼は何か尋ねようと宙空を漂っていたが、瞬間に何かを悟った笑みで
声のない呟きが聞えたような気がした。
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3戦目 2004.1.17(土) 伊勢原体育館 9:30 いすゞ自動車B、13:30 三菱自動車エンジニアリング
Bチームの伊東です。
1/17(土)に行われた神奈川実業団リーグ4部、Bチーム第三戦のレポートです。
苦戦が予想されましたが、好調なCチームにも刺激を受けて激戦ながらも辛くも
勝利を収め、全勝を守ることができました。^^)/
○NTT通研B 4−1 いすず自動車B
伊東・斉藤 2( 17-16,15-9 )0 梅陰・升
西村・徳田 2( 15-12,15-3 )0 神尾・金田
本田 0( 4-15,2-15 )2 升
奈蔵 2( 15-12,15-7 )0 神尾
小宮山 2( 15-10,11-15,15-10 )1 金田
1D:序盤は不用意なミスが目立ち0−7と大きくリードされてしまったが、落ち
着いてつなぐと追いつきセッティングとなり、マッチポイントを2回凌いで取ることが
できた。第二ゲームは流れにのり、多少競ったが終始無理をせずに取ることが
できた。序盤の集中が課題であろう。
2D:1Dと同様に序盤のミスから0−4となったが、ここから粘って接戦となった。
3,4点ごとに動く大味な展開となったが、2人のコンビネーションも良くなり、ミス
が減ってくると第二ゲームは圧勝となった。
1S:相手のエース若い升さんとの対戦は、序盤の本田君は2−4までは良い戦い
ができていた。しかし、升さんのクロスカット、エンドライン際へのクリアーが絶妙に
決まりだすと、本田君はよくついていけたが、主導権がなかなか握れず惜敗だった。
2S:奈蔵君も珍しく序盤のミスが目立ったが、つないでラリーが長く続く展開に
なり3−2からの長い連続サービスオーバーから得点機を生かすと独壇場となり、
各ショットの切れも増して快勝となった。
3S:第一ゲームは接戦を取り流れに乗りそうだったが、過労のためか小宮山君
に眩暈が生じると、攻守のショットに冴えがなくなり第二ゲームを取られた。勝負が
決まっているのでファイナルは棄権も勧めたが、驚異的な集中力で取ってくれた。
この根性の勝利はポイント勝負になった際に非常に大きいであろう。
#試合時間は過去の対戦のように恐ろしく長くかからなかったので、^^)久しぶりに
#余裕をもってレストランで昼食を取り各自が十分な休息を取って集中力を高めて
#次の三菱エンジニアリング戦に備えました。
○NTT通研B 3−2 三菱自動車エンジニアリング
伊東・斉藤 2( 15-5,15-7 )0 辻・酒井
西村・徳田 1( 15-7,5-15, 5-15 )2 天野・高橋
本田 2( 15-1,15-4 )0 早川
奈蔵 2( 15-8,15-12 )0 小林
小宮山 0( 10-15,5-15 )2 天野
1D:午前の試合で修正して序盤の集中を高くすることを意識したためか、ラリーは
長くなってもことごとく得点を重ねることができて圧勝となった。特に齊藤君の集中力
は高く内容的にも素晴らしかった。
2D:こちらも序盤の集中が高く、第一ゲームは徳田君のスーパードリブンサーブが
炸裂して一気に取ることができた。しかし、天野さんのヤマカン的な前衛の動きが
機能しだすと、劣性になり第二ゲームを取られた。ファイナルは5−5までは互角
だったが、アンラッキーショットなどもあり惜敗となった。
1S:接戦を落とした2Dを受けて本田君は非常に気合が入っており、コートを大きく
使う組み立てで、終始主導権を握った。落ち着いた動きで内容的にも安定しており
流れを崩さずに快勝した。
2S:相手のシングルスプレーヤー小林さんは長いラリーが得意なようで、奈蔵君も
ミスが少なくサービスオーバーを繰り返す好ゲームとなった。特にネット際の攻防、
フェイント気味のスマッシュレシーブなど、内容的にも高度で一進一退が続いたが、
少ない流れを上手く掴んだ奈蔵君が抜け出して接戦を制した。
3S:体調不良でありながら小宮山君はよく粘って第一ゲームは接戦であった。天野
さんはダブルスに比べてシングルスは淡白だったので勝機はあったが、独特のショット
がことごとく決まるなどの不運もあり、惜敗であった。
#天野さんはよくしゃべる明るい人で、過去の対戦の思い出などあれこれと屈託なく
#話してきました。^^)三菱自動車エンジニアリングの一人大応援団と言う感じでし
た。^^)
#これで幸運にも6戦全勝となり、2月最終戦の横浜市役所C戦では、昨年度の
#「優勝をかけた死闘」の再現となる可能性ができてきました。ポイントはあまり
#意識せず、総ての対戦に勝てるように準備していきたいものです。
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4戦目 2004.2.21(土) 厚木体育館 11:30 鎌倉市役所A、15:30 横浜市役所C
Bチームの伊東です。
2/21(土)に行われた神奈川実業団リーグ4部、Bチーム最終戦のレポートです。
今回は横浜市役所Cとの優勝を賭けた最終決戦の可能性もあり、また昨年度から
の因縁の戦いと言うことで、選手は気合十分で臨み、結果は死闘を制し全勝で
優勝を果たすことができました。^^)/
○NTT通研B 4−1 鎌倉市役所A
伊東・斉藤 2( 17-14, 15-10 )0 磯島・加藤
西村・徳田 2( 15-1, 15-4 )0 鈴木・島田
小宮山 1( 12-15, 15-6, 6-15 )2 加藤
斎藤 2( 15-5, 15-2 )0 島田
西村 2( 15-0, 15-5 )0 鈴木
1D:老獪なプレーに苦しみ一進一退の展開で、第一ゲームはゲームポイントを
握られてしまった。派手さはないが、エース加藤さんのネットプレーが光っていた。
しかし、落ち着いてつないでセッティングを取ると、第二ゲームはネットのケアと
こちらも前後の攻めを混ぜて安定して得点を重ね勝利した。
2D:この対戦のベストゲームはこれであろう。西村さんの落とすプレーと徳田君
の強打で安定して得点を重ねた。いつも心配される序盤の凡ミスがほとんどなく、
主導権は常にこちらにあったので、攻められた場面がほとんどない、ダブルスの
お手本となる好ゲームだった。
1S:エース加藤さんとの対戦で、序盤の小宮山君は10−10までよく付いて
いけていた。しかし、過労のためか小宮山君の体力の消耗が激しかったのと、
加藤さんの落とすショットとフェイントに苦しみ、第二ゲームは気力で取る意地
をみせたが結果的には惜敗となった。
2S:斎藤君の相手はベテラン技巧派の島田さんだったが、振る展開にクロス
カットが効果的で、サービスオーバーはあったが、3点くらいにまとめて得点を
重ねて快勝となった。
3S:夜勤明けの奈蔵君に大事を取って西村さん登場。ドリブンクリアーが冴えて
おり、ベテラン鈴木さんとの対戦は危なげなく、第一ゲームはラブで取った。第二
ゲームは不用意なミスが若干あったが終始安定しており快勝だった。競った場合
も考えるとこのポイントは非常に大きかった。
#午前は願わくば大勝してポイント差を広げてプレッシャーを多少掛けながら、
#午後の横浜市役所C戦を迎えたかったので、希望とおりの展開となりました。
#決戦を前に食堂ではリラックスして昼食を取ることができ、各自が集中力を高
#めて昨年度のリベンジ戦、横浜市役所C戦に備えました。果たして結果は。。。
○NTT通研B 3−2 横浜市役所C
伊東・斉藤 2( 2-15, 15-12, 15-13 )1 境野・高橋
西村・徳田 2( 8-15, 15-7, 15-6 )1 鍋島・杉崎
奈蔵 0( 10-15, 4-15 )2 森
斎藤 0( 6-15, 4-15 )2 高橋
小宮山 2( 15-12, 15-6 )0 杉崎
1D:因縁のリベンジマッチ初戦の第一ゲームは勝たねばならない過度の緊張感
からか、流れで持っていかれてしまった。しかし、第二ゲーム前に冷静に分析して
自分達のペースでゲームを作ることを意識して立て直すと、不思議と集中が高まり、
これ以降一転して接戦となった。第二ゲーム、ファイナルとラリーは長くなり、点の
動きは小さいシーソーゲームだったが、自分達のペースを守ることで死闘を制した。
2D:こちらも序盤の緊張感からか、若干空回りした攻めが多く目に付いた。しかし
第二ゲーム以降、落ち着いて回す展開でじっくり攻めるとプレーに余裕がでてきた。
中盤からは午前の良い攻めができるようになり、安定して得点を重ね勝利できた。
これでダブルス2つ取る、昨年とは全く逆の予想外の展開となった。
1S:夜勤明けの奈蔵君の動きに若干のキレがなかったかも知れないが、それ
以上に相手チームの森さんのプレーが素晴らしかった。よく動いて奈蔵君の攻め
についていけており、打点が後ろ気味のフォアクロスカットはほとんど決められて
いた。奈蔵君はシングルス久しぶりの敗戦となった。
2S:この日4試合目の斎藤君の消耗も激しかったとは言え、相手チーム高橋さん
の怒涛の攻めが素晴らしかった。ダブルスでファイナルを戦ったが、高橋さんの
早いスマッシュ、奥深いクリアーで終始主導権を握られることになり、斎藤君も
ショットの精度が甘くなり惜敗だった。
3S:またもや2−2の3シン勝負となり小宮山君の登場となった。体調不良では
あったが小宮山君の精神力は素晴らしかった。第一ゲームの10−10と互角の
場面では両者が気力のスマッシュとスマッシュレシーブの応酬を続けた。夜8時
を過ぎていたが荒武君、山岸さんの応援も加わり、勇気付けられた小宮山君は
主導権を握るべくフラフラになりながらも最後までスマッシュを打ち続け、強気な
攻めで見事に死闘を制した。最後は壮絶な戦いを続けた両選手に両チームから
大きな拍手が鳴り響き感動的であった。
#横浜市役所C戦では、昨年度とは全く予想外の展開でしたが、なんとか3−2
#でリベンジでき、4部で全勝優勝できました。総じて各対戦、各試合では接戦が
#多く、楽な戦いはほとんどなかったのでポイントも含めた厳しい戦いが最後まで
#続いたと言えます。これが逆に良い緊張感を持続させたかも知れません。
#これからほぼ1か月、2部トーナメントに向けて更に万全の準備で臨みたいと
#思っています。Cチームの皆さん、ともに頑張りましょう!
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入れ替え戦 2004.3.27(土)@伊勢原体育館
Bチームの伊東です。
3/27(土)に行われた神奈川実業団リーグ入れ替え戦、2部トーナメントのレポートです。
当日の朝、Bチーム内でラッキーボーイを決めるジャンケンで勝った徳田君のくじ運が良く、
最高の位置に配置されましたが、結果は決勝の3シンで惜しくも敗戦、悲願の2部参入は
なりませんでした。--)
・2部トーナメントBグループ
アンリツA(3部2位) ――――― 3
三菱重工横浜A(2部8位)− 2 |―― 3
千代田化工A(5部1位) −|3――0 |―― アンリツA
富士ゼロックス(10部1位)――――0 |2
NTT通研B(4部1位) ――――|3――
(1回戦)
○NTT通研B 3−0 富士ゼロックス
(4部1位) (10部1位)
伊東・斉藤 2( 4-15, 17-16, 15-13 )1 中山・江頭
西村・徳田 2( 15-8, 15-12 )0 森・真下
本田 2( 15-2, 15-2 )0 福田
斎藤 打ち切り 江頭
西村 打ち切り 真下
富士ゼロックスはレギュラー5人も含めて全選手9人が立ってコートの周りを取り
囲んでの応援。異様な雰囲気の体育会的なのりのあるチームであった。
1Dはエース江頭さんペアとの対戦。1ゲーム目はあっさり取られ、2ゲーム目も
8−14でマッチを取られたが、ここから驚異的に粘ってセッティングに持ち込み取り返す。
フ ァイナルは接戦となったが、集中が切れずに押し切った。選手以上に見ている人たちの
胃の痛くなるようなゲームだっただろう。
2Dは相手ペアの遅い攻めに付き合った面もあり、あっさりとしたゲームではなかったが
崩れることなく順調に取れた。
1S本田君は気合が入っており、自分の攻めをきっちりと行って完勝。
2Sの江頭さんを出させずに勝てた。
(決勝戦)
●NTT通研B 2−3 アンリツA
(4部1位) (3部2位)
伊東・斉藤 0( 2-15, 8-15 )2 松岡・民部田
西村・徳田 2( 15-10, 15-13 )0 丸尾・蒔田
本田 0( 8-15, 2-15 )2 松岡
斎藤 2( 15-2, 17-16 )0 丸尾
西村 0( 8-15, 2-15 )2 民部田
アンリツの1回戦は三菱重工横浜Aを3−2で破る金星を上げた千代田加工Aで体力を使い
果たした状態で対戦したため、アンリツにとってはさほど苦労せずに3−0であっさ り取れていた。
1Dは良いところ無くエース松岡さんペアに完敗だった。どのように組み立てて戦うか考えなけ
ればいけないだろう。2Dは一進一退の攻防を見事に取ることができた。
徳田君のスマッシュと西村さんのネットプレーが冴えていた。2ゲーム目追い上げられて体力的に
厳しいと ころをなんとか集中して押し切れた。1Sは序盤、エースの松岡君のスタミナ勝負で
競ることができたが1ゲーム目途中から驚異的な回復力で取られた。
2Sは斎藤君の体力が心配されたが根性で2 ゲーム目の接戦を抑えて取ってくれた。
3Sは同級生対決となった。1ゲーム目は西村さんが 6−1と大きくリードしていたが、
アンリツの大声援もあって徐々に民部田さんペーストなり惜しくも敗れた。
しかし、3シン勝負でしかも序盤は優性であったことは我々の存在を大きくアピールしたことだろう。2部はまさに手に届き引き寄せるところまで来ていた。
今シーズンのBチームはまさに全員が一丸となった総力戦で4部の激戦を制してきました。
今後は更にレベルアップして3部でしっかりと勝って、2部参入を目指したいと思っています。
選手の皆さん、お疲れ様でした。
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