2004年度 NTT通研Bチーム(3部)の結果
最終成績: 1勝7敗
1戦目 2004.10.30(土) 伊勢原体育館 東芝柳町A、いすゞ自動車A
Bチームの伊東です。
10/30(土)に行われた神奈川実業団リーグ3部、Bチーム開幕戦のレポートです。
結果は2連敗、厳しいスタートとなってしまいましたが、1点の重みを胸に気持ちを
切り替え、これからしっかりと建て直して戦って行きたいと思っています。
●NTT通研B 2−3 東芝柳町A
本田・奈蔵 0( 7-15,5-15 )2 鈴木・古田
伊東・齊藤 2(12-15,15-12,15-11 )1 水村・山岡
奈蔵 2( 15-4,15-6 )0 古田
斉藤 1(15-0,14-17,14-17 )2 水村
小宮山 0( 3-15,7-15 )2 鈴木
1D:西村・徳田ペアが不在のため、強化練習で好調だった本田・奈蔵ペアのデビュー
戦だったが、開幕戦しかも第一試合というプレッシャーのためか硬さが見られ凡ミス
が多く、流れで持っていかれたような展開だった。本来の二人の実力では楽に勝てた
はずなので非常に残念だったが良い経験になったであろう。
2D:今までのデータにない新戦力のエース水村さんが加わったミスのないダブルス
で、こちらも慎重に戦ったためにラリーの長い展開になった。水村さんはテク、パワー
があったが、クロス系ショットが多いなど冷静に分析を重ねて最後まで集中を切らさず
になんとか制した。
1S:奈蔵君の相手は変則的な打ち方だったが、惑わされずに終始安定しており、
コートを広く使う攻めで快勝だった。しかし少し無理をしたのか、ももの裏側の筋肉に
違和感があるとのことだった。
2S:齊藤君の第一ゲームは非常にキレのあるショットと動きでエース水村さんを寄せ
付けず、ラブで取る素晴らしい展開でギャラリーを沸かせた。しかし第二ゲーム以降、
サーブの調子が悪くなると、一転して接戦となり連続してセッティングで取り返されて
しまった。しかしファイナルでは7−13と大きくリードされたが、ここから諦めず
にセッ
ティングに持ち込めた集中した粘りは今後に繋がるであろう。
3S:「3シン不敗神話」の小宮山君は気合が入っていたが、相手の鈴木さんのタイミ
ングをはずす打ち方にてこずり、第二ゲームは時折良い攻めも見られたが、本来の
動きができずに惜しくも敗れてしまった。
という事で開幕初戦は惜しくも2−3で東芝柳町Aに敗戦となり、3部リーグの厳しい
洗礼を受けることになった。東芝柳町Aはここまで3連勝ということで上位を狙っている
ようだが、昨季の成績は3部7位という事で、改めて3部リーグの「どんぐりの激戦」が
容易に想像できた。体調万全でない西村さんも加わって過去データの分析をしながら
食事を取り、今まで2度とも2部トーナメントで惜敗している宿敵、いすずA戦を迎えた。
●NTT通研B 1−4 いすず自動車A
伊東・齊藤 0( 3-15,4-15 )2 矢崎・升
本田・奈蔵 0( 9-15,7-15 )2 山内・山口
齊藤 2(15-11,15-3 )0 伊勢崎
本田 0( 1-15,1-15 )2 升
小宮山 0( 10-15,6-15 )2 矢崎
1D:昨季4部で対戦したいすずBの升さんがAチームに昇格しており、格段に実力を
つけていた。過去、矢崎・前阪、升・梅陰には勝利していた伊東・齊藤だったが、升
さんの多彩なショットと矢崎さんのパワーの前に良いところなく敗れた。強いペアとは
言え、もう少し粘らなければいけない試合だった。
2D:粘りのない1Dの内容が悪かったためか、負けられないプレッシャーを背負った
2Dは、やはり硬さが見られ苦しい展開となった。サウスポー山口さんが前に落として
山内さんが決めるパターンに上手くはまってしまい、またもや流れで持っていかれて
しまった。
1S:午前中の試合のトラウマを払拭したい齊藤君は気合が入っており、第一ゲーム
こそ接戦となったが、第二ゲームは伸び伸びと本来の動きができており快勝となった。
懸案のサーブについてもだいぶ工夫されていて、今後は悩むことはないであろう。^^)
2S:本田君は昨季4部でも対戦した升さんとの再戦となった。升さんは急速に伸びて
おり、現在いすずのシングルエースになっているとのことで、ショット、動き、読みとも
素晴らしく、本田君も善戦したが及ばなかった。特に打点の遅れ気味のカットにノー
タッチを多く取られていた。
3S:小宮山君は厳しい相手の矢崎さんに堂々と打ち合い、強打をネット際に返し
ながら組み立てる展開が功を奏して第一ゲームは10−10と並ぶ好ゲームであった。
しかし、ここから矢崎さんのラインスマッシュが絶妙に決まりだして惜しくも取られ
ると、
第二ゲームも矢崎さんのミスも無くなりネット勝負も制され惜敗となった。
#残念ながら開幕2連敗となってしまいましたが、ここから各自が課題をもって建て
#直し、「激戦の3部」上位に食い込めるようにしっかり調整して頑張って行きたいと
#思っています。
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2戦目 2004.11.27(土) 伊勢原体育館 パナソニックモバイル、ソニー厚木A
Bチームの伊東です。
11/27(土)に行われた神奈川実業団リーグ3部、Bチーム第二戦のレポートです。
2連敗となってしまいましたが、立て直して今後の巻き返しを図りたいと思います。
●NTT通研B 2−3 パナソニックモバイル
伊東・齊藤 0( 2-15,8-15 )2 中西・沼田
本田・徳田 2(15-11,17-14 )0 福田・内貴
奈蔵 0( 3-15,9-15 )2 中西
斉藤 1(12-15,17-14,8-15 )2 内貴
本田→小宮山 2( 15-7,15-1 )2 牟田口←沼田
1D:プレッシャーがあったか、本来のゲーム展開に持ち込めず流れでもって行かれた
感じ。個人的には沼田さんの変則サーブにプッシュしづらかったことが課題である。
2D:西村さん不参加により本田・徳田ペアで臨んだ。二人とも落ち着いており、内
貴さん
の前衛は大きな壁となるので、なるべく前に出させない展開に組み立てて勝利した。
1S:奈蔵君の相手、中西さんはスタミナがあり、よく動けてショット力もあるの
で、終始
主導権を握られる展開となった。奈蔵君もよく粘っていたが、一歩及ばなかった。
2S:第一ゲームは長いラリーの接戦で惜しくも取られた。第二ゲームでは7−13と
かなり離されたが、驚異的な粘りでセッティングを制して勝負をつないだ。ファイナル
ではライン際のショットが微妙に外れたりして取られ、惜敗だった。
3S:勝負が決まり体調不良の小宮山君が登場。相手もメンチェンであったが、気を抜か
ずに午後にどこまでやれるか確かめながらきっちりと攻めて勝利した。
●NTT通研B 0−5 ソニー厚木A
伊東・齊藤 1( 4-15,15-10,3-15 )2 堀士・大内
本田・徳田 1( 13-15,15-13,10-15 )2 庄子・宮武
奈蔵 0(5-15,11-15 )2 大内
本田 0( 14-17,8-15 )2 宮武
小宮山 0( 5-15,7-15 )2 庄子
1D:第二ゲームから本来の攻めができていたが、ファイナルは長身の大内さんのサーブ
に惑わされて流れが止まらずに持っていかれてしまった。大内さんは郡山から参加との
ことで異常に気合が入っていた。
2D:第一、第二ゲームとラリーの長い接戦だった。ファイナルは試合巧者の宮武君の
タイミングをはずすサーブに若干乱された感がある。惜しいゲームを落としてしまった。
1S:大内さんはシングルスでも気合が入っており、特に長身特有のフォア奥からの
カット
でエースを重ねた。奈蔵君も粘って勝機を伺い第二ゲームにはチャンスもあったが惜敗
だった。
2S:同じようなプレースタイルで、第一ゲームはほぼ互角の戦い、一進一退の攻防は
ギャラリーを沸かせた。ただ勝負どころでは、メンタル的にもタフな宮武君の経験豊富な
多彩な攻めに及ばず惜敗だった。
3S:万全の状態でなかった小宮山君は、勝負が決まっていたこともあったか、意外にも
あっさりした戦いになってしまった。ただ、もう少し粘った展開も十分あり得ただけ
に残念
だった。これでBチーム史上初(?)の屈辱の0−5負けとなってしまった。
またしても2連敗となってしまいましたが、「激戦の3部」の生き残りを賭けて各自が
しっかり調整して立て直して行きたいと思っています。
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3戦目 2005.1.22(土) 伊勢原体育館 東燃化学A、三菱重工横浜A
Bチームの伊東です。
1/22(土)に行われた神奈川実業団リーグ3部、Bチーム第三戦のレポートです。結果
は2試合とも2−3で惜敗、またしても2連敗となってしまいました。来月はしっかりと
立て直して、残り2試合に全てを賭けたいと思っています。
●NTT通研B 2−3 東燃化学A
伊東・小宮山 2( 5-15,15-13,15-13 )1 平林・長澤
本田・齊藤 0( 8-15,10-15 )2 原・河崎
奈蔵 1( 15-3,13-15,8-15 )2 円谷
齊藤 2( 15-5,15-3 )0 原
本田 1( 15-5,10-15,7-15 )2 河崎
1D: 第一ゲームはミスが多く、平林さんの多彩なショットに苦しんだが、凡ミスを
なくし
攻めパターンをつかむと接戦になり、ラリーが長くなったが切り返しにも慣れ、最後まで
攻め続けて取ることができた。
2D:時折良いショットを見せる二人だったが、少し力みがあったか、無理なショットも
あって、残念ながら取られてしまった。惜しいゲームを落としてしまった。
1S:第一ゲームを軽く取った奈蔵君だったが、第二ゲームは徐々に円谷さんのドリブン
クリアーに押され気味になり12−12で4回サービスオーバーが続いたが、これ落
とすと
ファイナルも押し切られてしまった。
2S:ダブルスの借りを返すような齊藤君の気力十分なプレーでゲームの主導権を握
った。
ショット、動きとも申し分なく、多彩なサーブ(?)も好調だった。
3S:エース河崎さんとの対戦の本田君は序盤は気迫あふれるプレーで圧倒した。第二
ゲーム以降は河崎さんのバック側のシャトルを上手くラウンドで取られるようになり、
主導権を握られて惜しくも取られてしまった。
●NTT通研B 2−3 三菱重工横浜A
伊東・小宮山 0( 3-15,3-13 )2 小林・坂田
奈蔵・齊藤 2( 15-3,15-3 )0 池・小宮
本田 0( 7-15,2-15 )2 小林
齊藤 2( 15-11,17-16 )0 坂田
奈蔵 0( 8-15,5-15 )2 小宮
1D:以前2部上位で活躍していた頃の三菱エース小林さんが加入。和久井さん的風貌で
多彩なショット、動き、戦法、ヨミなどで圧倒され完敗だった。かわすショットで粘
る展開に
もっていかなければ苦しい。
2D:久しぶりに組んだが、コンビネーションが良くフォローもできており、サウス
ポーの強打
の小宮さんの攻めも上手に守れており、流れをつかんで楽勝だった。
1S:エース小林さんはシングルスはトリッキーな変則タイプで余裕をもってプレー
していた。
本田君も序盤は粘ったが、徐々に小林さんペースとなってしまった。
2S:準エースの坂田さん相手に好調の齊藤君は序盤から主導権を握った。第二ゲームは
12点以降、息もつかせぬ一進一退の攻防となり、ラストオールのサービスオーバーから
メンタル勝負となり見事に押し切った。
3S:勝負のかかった対戦で若い小宮さんは異常に気合が入っており、奈蔵君をメン
タル面
で圧倒していた。良いラリーが長く続いたが、小宮さんの強打が決まりだすと流れが
できて、
そのまま持って行かれた。
今回も2連敗、これまでの成績は6戦全敗となってしまいましたが、来月の最終戦は
他チームの動向は考えずに、しっかり自分達のプレーができるよう調整して立て直して
頑張って行きたいと思っています。
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4戦目 2004.2.19(土) 伊勢原体育館 NEC玉川A、横浜市役所C
Bチームの伊東です。
2/19(土)に行われた神奈川実業団リーグ3部、Bチーム最終戦のレポートです。結果
は午前の試合は執念の棄権勝ち、午後の試合は競りましたが、あと一歩及ばず2−3
で惜敗、通算1勝7敗となりました。最下位も心配されましたがポイント差で8位、来月
の入れ替え戦では3部生き残りを賭けて4部2位チームと戦うことになりました。
○NTT通研B 5−0 NEC玉川A
棄権勝ち
2/19(土)当日の朝9:00にNEC玉川Aチームの連絡担当者から自宅に電話があり、棄権
したいとの連絡がありました。すぐにメンバーに連絡しましたが、既に6人中4人は会場
に向かっており、もう少し早く連絡をもらいたいところでした。しかし貴重な1勝と
5ポイント
は大きく、午後に希望が持てる展開となりました。午後の試合、因縁の横浜市役所C戦
では3−2でも勝てば7位浮上、3部残留という願っても無いチャンスが訪れました。
●NTT通研B 2−3 横浜市役所C
齊藤・奈蔵 1( 17-14, 13-15, 5-13 )2 高橋・鍋島
伊東・徳田 2( 15-6, 15-10 )0 藤澤・杉崎
本田 0( 6-15, 8-15 )2 鍋島
齊藤 2( 15-7, 15-6 )0 高橋
小宮山 0( 6-15, 7-15 )2 森
1D:1月に好調だった齊藤・奈蔵ペアは、はじめは気合十分、第一ゲームを接戦で取り
流れに乗っていたが、第二ゲーム13−7から動きが硬くなり、守りに入るとミスが
多く、
流れが変わってもっていかれた。1点の怖さを思い知らされた試合だった。
2D:負けられない状況でプレッシャーもあったが、徳田君がよく集中できており、
ドリブン
サーブも好調で流れをつかんで余裕のある試合運びができ快勝となった。
1S:相手の鍋島さんは怪我からの復帰明け、また過去に奈蔵君が勝っていることも
あって、本田君に期待が集まったが、病み上がりの本田君は本来の実力を出し切れず
惜敗となった。
2S:2つ取られて絶対に負けられない状況の中、齊藤君はよく集中できており、絶えず
先手を仕掛け、強気で攻めきった。相手の高橋さんも強靭な肉体の持ち主で、攻めには
攻めで対抗していたが、齊藤君の気合勝ちだった。
3S:またしても3シン勝負となり、小宮山君も多くの声援を受けて気合十分だっ
た。ただ、
森さんの打点の遅れ気味なショットの処理が難しいのと、決め球のラインスマッシュも
微妙にアウトが多く惜敗だった。
この勝負に負けたことで1勝7敗で全日程を終了、残念ながら7位浮上はなりません
でしたが、午前の棄権勝ちの5ポイントが大きく、1勝7敗で下位が並び2ポイント差で
8位、来月の入れ替え戦で3部残留を賭けて戦うことになりました。
入れ替え戦ではしっかり自分達のプレーができるよう調整して立て直して頑張って
行きたいと思っています。
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入れ替え戦 2005.3.26(土)@伊勢原体育館
Bチームの伊東です。
3/26(土)に行われた神奈川実業団リーグ3部−4部入れ替え戦のレポートです。
結果は残念ながら惜敗で4部降格となってしまいました。
●NTT通研B 2−3 ふそうエンジニアリング
齊藤・奈蔵 0(12-15, 9-15 )2 天野・小川
伊東・徳田 2( 15-6, 15-9 )0 酒井・辻
齊藤 2( 15-5, 15-3 )0 早川
本田 0( 3-15, 13-15 )2 小川
小宮山 0( 1-15, 11-15 )2 天野
1D:2月の雪辱をかねて気合十分で臨んだ齊藤・奈蔵ペアは、はじめはよく集中
できていたが入れ替え戦特有のプレッシャーからか、積極さが失われてくると第一
ゲームを接戦で取られてしまった。相手ペアもはじめはコンビネーションが決して良く
なかったので、十分付け入るすきはあったが、第二ゲームは後がないこともあって
硬さが見られ、一気にもっていかれてしまった。
2D:入れ替え戦のプレッシャーは、今までの挑戦者から防衛者の立場になり、かなり
異質なものだが、この状況でも徳田君がよく集中できており、序盤から大量点を奪う
展開だった。中盤になかだるみ気味になり点が動かない状態も続いたが、第二ゲーム
はリードされても落ち着いた試合運びで快勝となった。
1S:3部のシングルスでも勝ち越している齊藤君はプレッシャーのかかるなか、自信
をもってプレーしていた。序盤は落ち着いてシャトルを回して、相手の出方を伺いながら
徐々に多彩なショットで崩して無駄な点を与えずに完勝だった。
2S:プレッシャーからか第一ゲームは本田君の動きが硬く、凡ミスが多かったが、第二
ゲームになると本来の動きに戻り、相手のバック側にシャトルを集めて、ハイバックで
取らせて主導権を握る展開となり、相手の長身プレーヤー特有の動きの少ないプレー
をよく崩せていた。このゲームを取れていたらファイナルは期待持てたが、勝負どころで
不運もあり残念ながら落としてしまった。
3S:3シン不敗神話の小宮山君だったが、やはり入れ替え戦のプレッシャーからか、
序盤は動きが硬く、流れでもって行かれてしまった。第二ゲームは足を出すようになると
動きが良くなって、ラリーの長い拮抗した接戦となった。しかし、10点を過ぎてバック
ライン、サイドラインの厳しいところを微微妙にウォッチされ、惜しくも落としてし
まった。
通研Bチームは今までは順調に昇格して3部まで到達できましたが、ここで初めて
壁に当たりました。リーグ戦、入れ替え戦と残念な結果となってしまいましたが、しかし
選手の皆さんそれぞれが一生懸命戦った結果であり、負けは負けと謙虚に受け止め、
練習をしっかりして出直したいと考えています。Cチームの皆さん、昇格おめでとう
ございます。来期は同じ4部リーグですが、ともに昇格できるように頑張りましょう。
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