2006年度 NTT通研Aチーム(2部)の結果
最終成績: 5勝 3敗(4位)
1戦目 2006.9.16(土) 伊勢原体育館 富士ゼロックスA、ソニー厚木A
Aチームの伊東です。
9/16(土)に行われた神奈川実業団リーグ2部、Aチーム開幕戦のレポートです。
私は怪我で参加できませんでしたが、4人で頑張り、結果は1勝1敗、惜敗もあり
ましたが、まずまずのスタートとなりました。
●NTT通研A 2−3 富士ゼロックスA
荒武・関 0( 18-21, 15-21 )2 江頭・春原
小寺・石井 2( 21-18, 17-21, 21-13 )1 片岡・眞下
小寺 0( 10-21, 17-21 )2 江頭
関 1( 21-19, 12-21, 15-21 )2 片岡
石井 2( 21-13, 21-19 )0 眞下
1D:ゼロックスはダブルス2つ取る布陣、春原さんはサウスポーの新人だった。
荒武・関は序盤江頭さんの強打にてこずっていたが、返球に工夫できるように
なってからは徐々に戦い方を確立して競る展開になった。
ala> 江頭・片岡で来なかった分、つけいる隙はあったと思うが、
ala> こちらも組んでの練習が少なくて、まかせるシャトルがよく分からなかった。
ala> 後半はなれてきたものの、相手もミスが少なくなって実力差が出た。
2D:期待のダブルス、小寺・石井ははじめ硬さがみられ、サーブミスなどイージー
ミスも多かったが、石井君のスマッシュが決まりだして第一ゲームを取れた。
第二ゲームは準エース片岡さんの巧みな組み立てにこちらの強引な攻めがミス
となり落としたが、ファイナルは序盤から2人ともよく集中していてなんとか制した。
1S:ダブルスが終わって、すぐに小寺君のシングルスが始まった。十分な休息、
準備ができていなかったこともあり、序盤はエース江頭さん相手にさすがの小寺君
もきつそうだった。第二ゲームでは多少、持ち直していいラリーが続いたが惜敗
だった。ダブルス、シングルス連続でなければ勝敗は分からなかったかも知れない。
2S:関君は準エース片岡さんとの対戦。第一ゲームはコートを大きく使うことで
相手のミスを誘って接戦を取ったが、第二ゲームからは際どいショットの相手の
ウォッチが多くなり、バックアウトが増えてきた。ラリーでは粘りがあり、決めの
スマッシュのコントロールも良かったので残念だった。
3S:勝負は決まったが、きっちりと勝っておきたい対戦だった。第一ゲームは内容
的にもショットを試す余裕が感じられたが、第二ゲームは凡ミスも増えてきてだいぶ
追い上げられた。後半は集中してスマッシュがいいところに決まりだし接戦を制した。
○NTT通研B 5−0 ソニー厚木A
小寺・石井 2( 21-9, 21-10 )0 只野・鈴木
荒武・関 2( 21-15, 21-16 )0 宮武・肥後
石井 2( 18-21, 21-6, 21-10 )1 鬼塚
小寺 2( 21-13, 21-15 )0 宮武
関 2( 17-21, 21-18, 21-18 )1 肥後
1D:ソニーはメンバーががらっと変わっており、従来メンバーは宮武君のみだった。
小寺・石井は序盤から落ち着いた堅実なプレーだった。途中ソニー只野さんの足を
捻るアクシデントがあり治療中断があったが、集中が切れずに危なげなく勝利した。
2D:ソニーペアがシングルスプレーヤーのダブルスだったこともあったが、こちらの
緩急をつけた攻めが効果的だった。多少競る場面もあったが、主導権はこちらに
ある展開で、一発ショットで決められても慌てずに取り返す余裕があった。
ala> 相手のレシーブは安定していたが、関君が上手く前につめて連打で決めてくれたりして
ala> 快勝だったと思う。
1S:石井君の相手はソニーの新戦力、鬼塚さんだった。最近、鬼塚さんは厚木通研
の練習にも来てもらっていて、シングルスのショットでは良いものがあり、第一ゲーム
は一進一退だった。第二ゲーム以降は、石井君のスタミナが勝っており、積極的に
仕掛けて勝利した。
2S:シングルスの好ゲームだった。小寺君は落ち着いており、堅実なプレーでネット
ショットに冴えのあるソニー宮武君の返球も万全で、ときおり長いラリーになったが、
常にリードする展開だった。1ラリーごとの両者の粘りは素晴らしく、苦しい体勢から
の攻守逆転のショットも多く見られた。
3S:関君は接戦になったが、最後まで諦めずに非常に集中できていた。チームの
勝利は決まってもモチベーションが高く、常に積極的な攻めが功を奏した展開だった。
この勝利は関君のみならず、チームにとっても大きなものになるであろう。
#開幕1勝1敗でしたが、今後につなげられる戦い方だったので、これから「激戦の2部」
#上位に食い込めるようにしっかり調整して頑張って行きたいと思っています。
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2006.11.18(土) 伊勢原体育館 横浜市役所B、三菱電機鎌倉B
Aチームの伊東です。
11/18(土)に行われた神奈川実業団リーグ2部、Aチーム第二戦のレポートです。
結果は1勝1敗、残念な敗戦もありましたが、まずは着実に1勝はできました。
○NTT通研A 3−2 横浜市役所B
石井・小寺 2( 21-19, 21-18 )0 栖原・鎌倉
伊東・荒武 0( 19-21, 15-21 )2 平・根本
石井 2( 14-21, 21-18, 21-8 )1 斎藤
小寺 2( 15-21, 21-14, 21-11 )1 高橋
関 0( 15-21, 13-21 )2 平
1D:堅いレシーブが身上の相手ペアに接戦となったがリズムを崩さずに攻め続けて制
した。
2D:堅いレシーブと変則的な打ち方が特徴のペアで、特に平さんのカット気味のサーブと
ソフトタッチのドロップに崩されてしまった。
ala> 勝っていてもおかしくない試合だったが、こちらは決め手に乏しく
ala> 得点パタンが作れなかった。
1S:序盤は決めショットが悉くジャストアウトだったが、徐々にコントロールできて
スタミナ十分な石井君が粘る斎藤さんを振り切った。
2S:相手の猛さんは早いスマッシュとドロップが武器で旧Bチームの齊藤君とは2勝2敗
だった。小寺君は序盤は競ったが、落ち着いて相手を動かす戦法でスタミナ勝ちした。
3S:カット気味グリップからのフェイントショットの平さんに関君はドリブンクリア
で早い展開に持ち込みたかったが、相手ペースに抜け出せず惜敗だった。
●NTT通研A 2−3 三菱電機鎌倉B
石井・小寺 2( 21-13, 21-19 )0 大須賀・熊谷
伊東・荒武 0( 5-21, 15-21 )2 片山・古内
小寺 2( 21-15, 21-16 )0 大須賀
石井 0( 17-21, 9-21 )2 古内
関 0( 15-21, 14-21 )2 片山
1D:粘る相手ペアに攻め続けて勝利。相手の返球がショートが多いためヘアピン+ス
マッシュの展開が多かった。
2D:1ゲーム目、レシーブに絶対的自信をもつ相手に打たされてペースを崩したが、
2ゲーム目はショットにヴァリエーションを持たせて11点休憩まではリードする展開だっ
た。しかし後半はシャトルコントロールができず突き放された。
ala> 甘いショートサーブも上げられて、こちらがムキになって打っていくと
ala> 悉くカウンターをくらってしまった。攻撃力のなさを突かれていた。
ala> 2ゲーム目は上げられてもドロップとドリブンクリアを混ぜていき
ala> リターンが甘くなってスマッシュも決まったりしたが、
ala> 前衛での長身+手足の長さが壁のように感じた。
ala> 相手により戦い方を変える重要性を再認識した試合だった。
1S:小寺君は常に攻めていたが粘られラリーが長くなる展開だった。ギリギリのところで
返されるエースショットも取られたが、落ち着いてコートを大きく使う配球で勝利した。
2S:1ゲーム目序盤はライン際のスマッシュ、クロスカットが面白いように決まり圧
倒していたが、後半ジャストアウトの1本で流れが変わってしまった。2ゲーム目は冷静な
古内さんの柔らかいショットがいいところに決まりだして惜敗だった。
3S:3シン勝負となり、お互い気合の入った1本ごとに息詰る展開となった。関君の
攻めも冴えていて、一進一退のなか、中盤までは押し気味に進めたが、後半は点の取り方を熟知
している片山さんの本領発揮で徐々に離されてしまった。
#第二戦は1勝1敗となり、これで通算2勝2敗、今後の戦い方次第では上位にも下位にも
#なり得る位置につけています。これからは、1対戦、1勝、1ポイントの重みを意識しながら、
#「激戦の2部」上位に進出できるよう、しっかり調整して行きたいと思っています。
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3戦目 2007.1.27(土) 伊勢原体育館 日立戸塚B、いすゞ自動車A
Aチームの伊東です。
1/27(土)に行われた神奈川実業団リーグ2部、Aチーム第三戦のレポートです。
なんとか2勝でき、上位の望みをつなぐことができました。
○NTT通研A 3−2 日立戸塚B
小寺・石井 2( 21-12, 22-20 )0 秋山・梅澤
荒武・伊東 1( 21-18, 17-21, 18-21 )2 坂口・小杉
石井 2( 21-16, 21-11 )0 梅澤
小寺 2( 21-9 , 21-9 )0 小杉
関 1( 21-19, 16-21, 17-21 )2 坂口
1D:相手エース梅澤さんに警戒したが序盤に大量リードして波に乗ることができた。
第二ゲームは競ったが集中して取ることができた。
2D:第一ゲーム、一進一退の展開で抜け出して取り、第二ゲーム序盤で大きくリード
したところで相手チームから「シャトルが飛びすぎる」とのクレーム。このシャトル交換
から流れが悪くなり最後まで競ったが落とした。個人的には非常に反省すべき内容だ
った。
ala> クロスショットが多く、相手の精度で点数が決まるような感じだった。
ala> その分ミス待ちになって、少し受けに回りすぎたのが敗因。
ala> 私のスマッシュが沈まずバックライン割ったりしてしまった・・・
1S:序盤で石井君のサイドのスマッシュが冴えており、粘りの梅澤さんのペースに
させなかったことが勝因だった。
2S:小寺君の大きく振る展開で主導権を常に握っていた。小杉さんのスマッシュの
レシーブは巧みだったが、小寺君のドロップがよく決まっていて完勝だった。
3S:競った展開となり、ときおり関君の切り返し系のスーパーショットは有効だったが、
試合巧者の坂口さんに惜敗だった。
○NTT通研A 3−2 いすゞ自動車A
関・伊東 1( 16-21, 21-15, 15-21 )2 畠山・宮川
小寺・石井 2( 21-17, 19-21, 21-15 )1 山内・矢崎
荒武 0( 19-21, 18-21 )2 矢崎
小寺 2( 21-18, 21-13 )0 畠山
石井 2( 21-6, 17-21, 21-17 )1 宮川
1D:20代前半若手ペアとの対戦。相手にはスーパーショットはあるが、こちらは緩急
をつけた攻めで対抗すると接戦となった。しかし、ファイナルチェンジエンドから流れが
つかめず惜敗だった。
2D:この日のベストゲーム。攻守が目まぐるしく切り替わるスピード感溢れるスリ
リングな展開のダブルスだった。最後は石井君、小寺君の気迫が上回り激戦を制した。
ala> ある意味小寺・石井の集大成、これぞダブルスと云うよい試合だった。
ala> 勝敗に関わらずこのような試合を沢山経験してもらいたい。
1S:相手の矢崎さんが疲れていることを差し引いても荒武君は善戦した。スタミナ配分
のためかフェイント系ショットがよく決まっており主導権を握りつつあったが、勝負
どころで決め切れず惜敗だった。
ala> 矢崎さんはこれまでシングルス全勝しており、何とか土をつけてやろうと思っていた。
ala> 実際、直前のダブルスで疲れているようでチャンスだった。あまり積極的には打ってこなかった。
ala> こちらも回すラリーで頑張ってみたが、ラリーの最後でエースショットが厳しい。
ala> 最近の(シングルス)練習不足もあり、体力的にも厳しかった。あと1点2点が取れない・・
2S:序盤は接戦で永いラリーが続いたが徐々に小寺君のペースとなり、クロスカットが
決まりだすと抜け出して取ることができた。
3S:第一ゲームは大差で取ったが、第二ゲームで攻めるミスが増えてきて落としてしまった。
しかしファイナルは石井君の気合は十分で後半競ったが攻め続けて勝利を掴み取った。
#2勝しましたが、惜しいポイントが思うように取れず、1部との入れ替え戦進出は厳しく
#なってきました。しかし、何が起こるか分かりませんので、最後まで諦めずに次回
#最終戦は頑張ろうと思っています。
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4戦目 2007.2.17(土) 伊勢原体育館 アンリツA、NEC相模原
Aチームの伊東です。レポート、遅れて申し訳ありません。^^)
2/17(土)に行われた神奈川実業団リーグ2部、Aチーム最終戦のレポートです。
私は気管支炎で参加できませんでしたが、他のメンバー4名、2部2位狙いで果敢
に挑み、惜しいところまで行きました。
○NTT通研A 5−0 アンリツA
小寺・石井 2( 22-20, 21-5 )0 松岡・民部田
荒武・関 2( 21-18, 18-21, 21-17 )1 丸尾・蒔田
小寺 2( 21-5 , 21-8 )0 民部田
石井 2( 20-22, 21-16, 24-22 )1 松岡
関 2( 21-13, 16-21, 21-11 )1 丸尾
まさに最後の望みを賭けた死闘だった。特にS2の石井君はアンリツエースの松岡君
相手に接戦をものにした。ファイナルの連続ジュースはギャラリーも固唾を飲む素晴
らしい集中したプレーだった。
また、S3の関君も2ゲーム目の悪い展開を跳ね除け、ファイナル序盤の連続得点は見事だった。
ala> 既に最終戦を終えたいすゞを上回るためには、5−0、5−0勝ちが必須。
ala> 全日本実業団の権利もかかっており、皆のモチベーションは非常に高かった。
ala> 当てて全員が勝つしかない状態ながら、変なプレッシャーはなく、かえって集中できた。
ala> 荒武・関のダブルスは決してよい調子とはいえなかったが、気力の勝利だと思う。
ala> 民部田さんがダブルスの途中で腰を痛めたようだった。
ala> 最後まで試合はやっていたが大丈夫だったろうか?
●NTT通研A 2−3 NEC相模原
小寺・石井 2( 21-9 , 18-21, 21-11 )1 土田・月岡
荒武・関 1( 23-21, 17-21, 11-21 )2 森川・佐藤
小寺 1( 21-23, 21-12, 18-21 )2 土田
石井 2( 21-7 , 18-21, 21-13 )1 森川
荒武 1( 21-16, 8-21, 17-21 )2 佐藤
この対戦で5−0なら2位の可能性があり、勝利であれば単独3位だった。
S1の小寺君は珍しく少し攻め急いでいたのか、動かない土田さん相手に惜敗だった。
S3の荒武君は ファイナル最後まで競った展開で両チーム関係者、ギャラリーの声援の多い熱戦だった。
ala> 2D、森川さんが風邪明けということで、いつものするどい動きはなかったが
ala> パートナーの佐藤君が荒いながらもすごいショットを打ったりして
ala> 後半ミスがなくなると一方的に打ち込まれてしまった。
ala> これで2位(=全日本出場)がなくなったと思ってしまったが、実は・・・
ala> 3S、1ゲーム目は相手のミス待ちで余裕も持ってとれた。
ala> 2ゲーム目はバックライン分かりません症候群で、10本以上出してしまった。
ala> もう少しネットがらみで攻めるべきだった。
ala> ファイナルは団体戦の勝敗もかかっているので、必死にやったが
ala> 体力不足は否めず、攻め急いでしまい、サイドスマッシュも浮き浮きで
ala> 自分のよさを出せない不完全燃焼の試合となった。
Aチームは結果的に4位となりましたが、当初予想していた以上に各人が善戦できた戦い
が多かったように思います。特に1月の戦い、2部2位となった強豪いすずA戦では、
総ての対戦が競った戦いで3−2の勝利、他の通研チームの応援が大きなパワーとなりました。
今後は各人が更にスキルアップして2部上位に進出できるよう努力できればと思います。
通研チームのみなさまにはたいへんお世話になり、ありがとうございました。
ala> 今シーズンは組合の仕事もあって、納得のいく練習ができない日々の中
ala> 試合をやらなければならず(体重も増えてしまい・・)非常に苦しかった。
ala> ただ、昨年痛め3ヶ月動けなかった腰の調子はよく、再発することもなくやれてよかった。
ala> (忙しさでリハビリ等の通院も5月くらいにやめていた。安静がよかったのか?)
ala>
ala> 全日本の推薦はありえないと思っていたが、何と実業団連盟が関東枠を3つ
ala> 取ってきて2部3位(NEC)まで行けることになった。
ala> NEC戦でファイナルだった私のダブルス・シングルスどちらかで勝っていれば、
ala> 3位だっただけに悔やまれたが、何とNECが出場を辞退して繰り上げ当選となった。
ala> たなぼたではあるが、5位のゼロックスとは5勝3敗同士だったことを考えると、
ala> この出場は全員で勝ち取ったものといえよう。皆さん激戦おつかれさまでした。
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