1戦目 2000.10.21(土) 荻野体育館 9:30 日本アビオB、13:30 三菱電機鎌倉C
10/21(土)に行われたNTT通研Cの試合報告です.
第1試合
日本アビオB - NTT通研C
2-3
越川・熊谷 5-15 太田・柴田
6-15
瀬古・高橋 15-13 櫻井・鮫島
15-6
越川 15-17 丹野
2-15
熊谷 15-2 松田
15-1
瀬古 7-15 太田
6-15
<解説・感想>
第1ダブルスは,太田・柴田組は
セットの始めは様子を見るのか相手と点数が競るのですが,
しばらくすると調子が出るのか点数を一気に突き放せていました.
攻めのスピードもあって,なかなかよいと思います.
第2ダブルスは,1セット目は競っていました.
鮫島さんの調子も良さそうでした.
鮫島・櫻井組も点数を取る時はかなり取るのですが,
相手に取られる時もかなり取られるので,
最後の13点で同点となった時にどちらに流れが向くかだったのですが,
結局相手に流れが向いたのか競り負けてしまいました.
2セット目は,こちらのミスが目立ち始め
相手のペースになってしまいあっさり取られてしまいました.
第1シングルは,第1セットは考えがあっての事か
丹野のおにいさんはまったく攻めなかったので,ラリーをしているうちに
ミスをして相手にリードされていました.
14-10になった時はどうなるかと思いましたが,
なんとかセッティングに持ちこんで第1セットを取りました.
第2セットは相手も疲れたのか一方的な試合でこのセットを
取る事が出来ました.
第2シングルは,松田君はショット自体はそんなに悪くはなかったです.
しかし相手がよく拾うのと松田君自身も「よく見えていなかった」
と言う様に,松田君のショットがアウトになるのが多かった事もあり,
終始相手の一方的な試合でした.
松田君がこんな大差で負けてしまうのもめずらしいです.
(でも,負けると課題克服に継るから大丈夫.)
第3シングルは今やエースの太田君は安定感があります.
安心して見ていられました.すごいです.
結局,初戦で立上りを心配しましたがなんとか勝てました.
第2試合
三菱電機鎌倉C - NTT通研C
2-3
松田・日高 15-11 太田・柴田
15-8
佐藤・石井 16-17 篠塚・丹野
5-15
小間 15-7 松田
15-17
2-15
松田 15-2 梅田
15-4
日高 5-15 太田
8-15
<解説・感想>
第1ダブルスは,第1試合に好調だった太田・柴田組が
相手のエースと対戦しました.
太田・柴田組も第1試合よりも動きも攻めも悪くはありませんでしたが,
相手の攻めは太田・柴田組を上回っており,一度攻め始めると,
絶対にシャトルが浮かない攻めが出来ていました.
また,相手のローテーションもよくて,ミスが少なく
ちょっと目にはスキがない様に見えました.
太田・柴田組が攻め続けれれば勝期はありそうでしたが,
ちょっと及ばなかった様です.惜しい感じもしました.
第2ダブルスは,久しぶりの篠塚のおにいさんの動きが気になりましたが,
だんだん篠塚のおにいさんのアドネラリンが増幅してくるにつれ,
動きもショットも良くなって来ていました.
1セット目は競っていましたが,2セット目はもう安心感がある程
になっていました.
相手もびっくりしたと思います.
これなら復活まじかです.この勝利は,大きな希望になりました.
第1シングルは,第1試合でせいさいを欠いて苦しい松田君でしたが,
鮫島さんの王監督なみの判断でシングルの起用となりました.
相手は背も高くてショット自身もよく,松田君も攻めにくそうでした.
1セットは相手の弱点をなかなか見切れなくて,落してしまいました.
第2セットは相手が高いクリアの反応が悪い事と,
前への反応も悪い事を突いて如々に盛りかえして来ました.
しかし,14-9と相手がマッチポイントとなる頃は,
次のシングルの私も相手との勝負の覚悟を考え,
あまりいい作戦がなくて困りながらも用意をしていました.
(ただ,トイレに行っただけですけど....)
しかし...,トイレから戻って来てみると....
なんと,松田君が14-12と追いあげているではありませんか....
(すごいすごすぎる....)
松田君も相手より先に構えるなど,目に気力が甦っているので,
見ていてもとても嬉しかったです.
回りでみんなも一緒になって応援をしていました.
なんとかねばりながら,14-14でセッティング,それから逆転して
このセット取った時は,優勝した時の盛り上がりでした.
3セット目はもう流れは松田君でした.
一方的な試合展開で,松田君の勝利でした.
一日の中で松田君は復活です.
(あきらめてはいけないですね....
苦労すると人間成長しますね....ちょっと,ちがうか....)
ともかく,この勝利はこの日で一番の大きな収穫でした.
第2シングルは,相手のエースと言う事もあって,
私がどこまで戦えるかがポイントとなってきました.
松田君の勝利の後にふさわしく,よい試合をしたいと望みましたが,
やはりよい作戦が思い浮かばないままコートに立ってしまいました.
いつもの戦法で試合を始めましたが,
私のスマッシュがちょっと思ったより遅いのと,
ことごとく取られるので(実はちょっと上手な人との対戦では,
この攻めは通じないのです),10-0となった時点で,
このままでは0ゲームになってしまうので,
2セット目から使うつもりだった,フェイント主体の攻めに
切り替えました.
これは必ず点数は取れるのですが,体力を使うのとミスも多くなるので,
もろはの剣ですし勝利には直結しないので好きではないのですが,
背に腹は変えられないのでこれで0ゲームだけは避けました.
1セット目で相手の弱点が分からないままだったので,
2セット目も1セット目の続きを続けましたが,
そのまま終わって相手に取られてしまいました.
少し,私より強い人用の対策を考えます.
それよりも,松田君の試合の流れを切ってしまう事の方が
ちょっと残念でした.
第3シングルの太田君はずっと私の試合中も精神統一を
していた様だったので,私の試合の流れなど関係なかった様です.
安心しました.(^^;).
相手もよく打って来ていましたが,太田君もそれ以上に打っていました.
(あれだと相手は手も足も出ない感じだと思います.)
以前は,1日ダブルス,シングルのフル出場だけでも結構たいへんな
感があったのですが,今はもう大丈夫な様です.
肉体的にも精神的にも成長しました.
嬉しい限りです.
こちらの第2試合も結局,勝ちました.
すごいです.
以前から思っていたのですが,鮫島さんのオーダの組み方は絶妙です.
チームの勝ちを意識しながら,次に継るオーダを立てています.
今回の松田君の勝利も次に継りますし,篠塚君も大きなステップになります.
後は私と鮫島さんも少しステップアップして,櫻井君も上がってくれば,
更にCチームの安定感は増すと思われます.
鮫島さんが来る前も考えてはいたのですが,なかなか相手のチームの情報収集や,
自分のチームの状態まで頭が回らなくて,その場しのぎのオーダになって
いた気がします.
結果,鮫島さんが来る前までは,いつも上位にいるけど,
上がれないなどありましたが,鮫島さんが来てから2年目で上がりましたし....
ともかく次からも頑張りましょう.
また,次の試合を目指して練習しましょう.
-------
梅田 昌義
トップへ